夫婦お互いが「もう、あんたにゃ負けたわ」と言えたなら。

よりよく生きるために
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「脳」についての本を読んで、「脳」は完璧じゃなく、いやむしろ「いい加減」で「自己中心的」だということを学んでから、妻や子供との会話の中で「あ、俺 間違えたわ」「あ、忘れてた」「さぁ?分からんわ」という言葉が増えた気がします。

前は、「間違ってる?はぁ?あんただって間違うじゃん!」とか。「いや、覚えてたけどする間がなかったんや」とか、「(適当に答えておいて)そんなに言うなら自分で調べろよ!」とか言っちゃってたかな。

「人間の記憶というものは、曖昧で、断片的で、なおかつ自己中心的な上に、簡単に揺らぐもの」ということを、知ることが出来たから。自分の記憶が「絶対正しい」ということはないのだ、と気づいたから。

でも、一番大きいのは「この人には負けてもいいや」と、「妻に負けること」を受け入れることが出来るようになったから。

夫婦が、お互いに「あんたには負けたわ」と言えれば、どれだけ楽になるだろうか。どれだけの夫婦が幸せになれるだろうか。

ずっと以前、そう、僕が妻とのセッ〇スのことで悩んでいるころから読んでいるブログの一つが、小野美世さんのブログです。

そして、この美世さんが言われているのが、「負けるが花」という考え方。

「男に負けてもいい」のやり方 その1

美世さんは、主に女性向けにセミナーを主催しているので、女性の目線から女性にお話しされていますが、僕はこれ、男も同じ部分があるなぁと感じています。

いやむしろ、男の方がより根強いんじゃないかな。「女に負けてはダメだ!」ってね。

先日の記事にもかきましたが、男は「悲しい」とか「寂しい」とか、自分の「弱い」感情を受け入れることが苦手。表現することも苦手。パートナーの前ではいつも「正義のヒーロー」でいないといけない、と心のどこかで思っているので、「相手に負ける。弱いところを見せる」ということは非常に難しい。でも、それがさらに自分自身を苦しめているのだとしたら。そして、そのことが大事なパートナーを苦しめているのだとしたら。

考え方を変えるべきなのかもしれません。

この、「パートナーに、負けてもいいんだ。弱いところを見せてもいいんだ。張り合わなくてもいいんだ」という「考え方」が実現できれば、今夫婦の間でギクシャクしている男女の多くは、救われるのではないかと思います。

夫婦の間のことで悩んでいる方には、男女を問わずにぜひ読んで実践していただきたい。そんな風に思います。

美世さんのブログ、トップページです。

 

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