妻に「本音」を語れる夫って、意外と少ないのかもしれない。

「レス」の克服
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このところ、コメントをいただく読者の方に「夫から浮気をされた」方が多いため、いわゆる「され妻」の方のブログや、「浮気からの夫婦立て直し」に関する記事やマニュアル(への誘導ブログを含む)についても、見る機会が増えました。

そんな中で思わされるのは、世の中の多くの夫は、意外と妻に対して「本音」を語っていないのでは、ということです。

僕は、妻と結婚してから、セッ〇スのことで揉めて自分を見つめなおすまで、「自分の本音」を妻に語れていませんでした。もちろん、会話の全てが、という訳ではないですが、何か尋ねられたとき、とっさに「どう答えるべきか」みたいなことを考えて受け答えをしていました。特に「どうしたい?」「何がいい?」みたいなことを聞かれたときにその傾向が強かったと思います。時に「本当はこうしたいのに」と思っていても、本音を言わずに。

最近まで、これは僕が「アダルトチルドレン」で、親や周りの目を必要以上に気にして生きてきたからで、僕が「異常」なんだと思っていました。

でもね。色んな奥様方の書くブログや、拒否されて苦しんでいる旦那さんが書いているブログなどを見させてもらっていると、奥さんに本音を語れるご主人って、意外と少ないのかなぁ、、、などと感じてしまいます。

もちろん、今僕が目にしているブログや記事の多くは、ご主人の浮気や、夫婦間のセッ〇スレスの問題など、何かしらの「問題」を抱えているご家庭のことを書いたものばかりなので、余計にそんな風に感じるのかもしれませんが。

夫婦間でトラブルになっているときって、実は夫、妻どちらも「本当はどんな風に思っていたか」をすり合わせることができるチャンスじゃないかなぁと思うんです。(無事通過したからこそ言えるんでしょうけど)

でも、その折角のチャンスを、夫たちは「大ピンチ」と認識してしまう。「あなたは本当はどう思っているの?」という問いに、ついついその場を繕うようなことを言ってみたり、逆に妻のせいにして、周りのせいにして、酷いことを言ってしまう。本当に言いたいのはそんなことではないのに。。。

なんでそんなことが起こるのか。一般的に(全てではない)女性は、そのときの”感情”を”言葉”に変換することに慣れていますが、多くの男性は”感情”を言葉に表すことが苦手です。しかも、男性は「寂しい・悲しい」などの感情は表面に表してはいけないと「思い込んでいる」ことも多い。その結果なのか、本当の気持ちは「妻に相手にしてもらえなくて寂しい」だったり、「もっと自分を大事にして欲しい」だったりするのに、「お前がきちんとしてないから!」とか、余計な方向で発言したりする。

また、妻から追及を受けているときなどは、男の頭の中は「どう受け答えをすればこの場を切り抜けられるか」に重点が置かれます。「自分の受けるダメージを最小にするためにはどう答えればいいか」ばかりを考える傾向にあるので、「もう逃げ場がない」となるまでは、「本音を聞くこと」はできないかもしれません。

こんな「考えていることと、言うことが違う」と言う状況が、結構多くあるようで、いただいたコメントに「こんな風に言われた!」と書いてあっても、僕が読むと「本音はこうなんじゃないかな?」と感じたりする。

だからこうすべき!などと言うつもりはありません。でも、ご主人の一言一言に一喜一憂しなくてもいい。そんなことをお伝えできればと思いました。

 

 

 

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