昨日に引き続き、夫側拒否のセッ〇スレスの問題について考えてみます。
昨日の記事では、夫側拒否の原因を、大まかに5つのタイプに分類してみました。
①「性のこと」に罪悪感を感じているケース
② パートナーに「母親役」を求めているケース
③「性のこと」にトラウマや劣等感を感じているケース
④ 妻に対して「しかえし」しているケース
⑤ プレッシャーに押しつぶされているケース
この中に入れなかったのが、夫がパートナーの女性に「飽きて」しまった、というケースです。少し悩ましいなぁとは思ったのですが、突き詰めれば、この5つのどれかに当てはまるのではないか、と考えました。
どういうことかと言うと、一口に「相手に飽きた」と言っていますが、それがそのままの理由ではないケースが多いのではないかと感じているから。本当に単に「飽きた」だけであれば、巷でよく聞く「マンネリ防止」や「環境を変える」とかいう「セッ〇スレス解消法」で解消できるのだと思います。でも、現実問題としてこんな方法で問題が解決した人はほとんどいないんじゃないかな?と感じているので。
また、EDなどの「身体的要素」については、③の中に含まれると考えています。EDという状態は確かに、一般的に言うセッ〇ス(入れて、男がいく)という行為はできない。しかし、単にお互いの身体を刺激しあう「まぐあい」は出来るわけで、それすら拒むのはやはり精神的な影響の部分が大きいからだと考えています。
さて、どうしてこんな「分類」をしてみようと思ったのかと言うと、一口に「夫側拒否のセッ〇ス」と言っても、その原因の部分は様々であり、それぞれの原因に対する問題解決のためのアプローチは違うのではないか、と考えたからです。
例えば、①と②については拒否される側の努力だけでは何ともできない部分があります。拒否する側にも意識を変えてもらわなければ問題は解決の方向には進まないでしょう。ところが「俺は間違っていない」と思っている相手の意識を変えることは本当に難しい。これらのケースの場合には、「レスでも幸せに生きる」ための心の持ち方を身に着けるとか、身体の渇きをいやしてくれる存在を探すとか、諦めて新たな相手を探す、とかそういうアプローチも視野に入れることになるのではないかと思うんです。
一方、③、④、⑤については、拒否する側と拒否される側の間でしっかりとコミュニケーションがとれ、勘違いや思い込み、意識のズレなどが解決されれば問題が解消する可能性が高いケースです。これらのケースであれば、場合によっては拒否される側の努力だけでも解決していく可能性がありますし、①と②のケースよりも希望を持って考えていってもいいんじゃないか。そんな風に思うんです。
これまで僕は、夫婦は再生するのが一番だと考えて記事を書いてきました。しかし、色んな方のお話に触れる中で、片方の努力ではもはやどうにもならないケースもあることを知りました。では、どんな場合には希望が持てて、どんな場合にはあきらめざるを得ないのか。そこを探ることも、拒否される側の方の苦しみを楽にすることにつながるかもしれない、と今は考え始めています。
明日も引き続き、この話題で書いていこうと思います。
コメント
う…うわぁぁ…
うちの夫、1から5、全部当てはまってるゃん……そりゃ復活しようにも無理ですゎ(´;ω;`)
自分で学んだ事からだいたいそうじゃないかとは思ってましたけど…
わかりやすくまとまて頂きありがとうございます
自分で自分を癒す…それが難しいです…まだらそこで停滞中です…