今日の記事は、僕達夫婦に限ったお話しです。広く一般の夫婦に当てはまる前提では書いていません。悪しからずご承知おき下さい。
今、僕ら夫婦の間の「レス」の問題を振り返ると、一番の大きな原因は「欲求のズレ」にあったのだなぁと思います。
欲求の強さのズレ。僕は「しないと収まらない」くらい強いが、妻は「なんとなくしたいかな」くらいの強さ。
欲求のタイミングのズレ。僕は1週間に1度くらいの頻度が欲しい。妻は、数か月に1度あればいい。
求める行為の内容のズレ。僕は、二人とも絶頂に行き着くような内容を求めていた。妻は、そこまでは求めていなかった。
単に、違っていただけ。
言葉で書けば、本当に「な～んだ」って言えるような簡単なこと。これらのズレをお互い「相手に譲歩させよう、相手に飲ませよう」として、ひたすら平行線をたどってきた。自分の言い分を通そうと、不毛な争いを続けてきた。
それが、僕ら夫婦における「レスの問題」だったのかなぁと思います。
最初から、二人の間の「欲求のズレ」がどれほどのものなのか、しっかりと話し合って擦り合わせることが出来ていれば、ここまで長く揉める必要はなかったのかもしれません。
そういう意味では、パートナーから「全くしたくない」とまで言われて苦しんでいる方とは比較にならないほど「浅い問題」だったのかなぁと思います。
そんな「浅い」問題を、色んな事を知らないが故にこじらせ、深刻化させてしまった。
もし、「産後クライシス」の存在をもっと早く知っていたならば。出産後、身体の機能として「行為」がOKになったとしても、妻の身体と心のコンディションが整うまでにはまだ数年のスパンで時間が必要だと言うことを、知っていたならば。そして、「結婚後、したくなくなることは特別なことではない」ということを知っていたならば。きっと対応は違っていただろう。
そんな風に考えると、今まさに結婚、出産といったところに差し掛かっているご夫婦に、その後の二人の「性のこと」について、もっと知って欲しいと思います。
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