【レス、克服への道】「いいムード」について考えてみる

「レス」の克服
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以前、夫婦間で揉めていた頃、妻が「したくない」理由の一つに挙げていたのが「ムードもなく、しなきゃ、という雰囲気ではする気になれない」と言うこと。だから、その頃の僕は「どうすればいいムードを作れるのか」と二人になったらそのことばかり考えていました。

実際、二人きりの状態での「いいムード」について考えてみると、例えば照明を落として、アロマを焚いて、ジャズみたいな音楽を流して、みたいなことを想像してしまいませんか?

当時の僕は、思い切りそんな感じで、音楽をかけてみたり、照明を少し暗くしてみたり。

でも、音楽をかけると「なんでこんなのかけてるの?」と言われ「テレビ見るから消してよ」となったり、照明を少し暗くすると「え、仕事しようと思ってるのに。暗くしないでよ」とか言われたり。

そうでなくても、妻はよく仕事を持って帰ってきて家でしていましたから、ムードも何もそれ以前の問題。

で、仕事を持って帰ってない時には、携帯ゲームを始めてしまうので、ムードもへったくれもない。

いつも僕は「ムードを要求してきたのはそっちなのに、俺の努力を全部無駄にしてるのはお前じゃないか!」と腹を立てて、嫌なムードを演出してしまう、という悪い循環をたどっていました。

当時は、妻は「そんなことをするより、自分の時間をちょうだい!」という状態だったので、僕が「行為」目的にそういうことをするのは「ただの迷惑」だったのだろうと思います。「こっちはしたくないのに、そういうことするの、止めてくれない?」という感じ。

そのころ妻が言っていた「ムード」云々は、結局「したくない」ことに対する言い訳だったのだろうと思います。

しかし、いいムードってこんな風に、わざわざ演出しないといけないものなのか?

今の僕たちは、二人きりになった時にも、特に何もしていません。音楽だったり、照明だったり、そういうものはあまり考えてない。

ある時は、お互いのしたいことをする。携帯ゲームをしている妻の横で、僕は本を読んでいる。またある時には、二人でおバカなテレビ番組や、ニュースなどを見てお互い感じたことを適当におしゃべり。

子供や、仕事の愚痴などを話すこともあります。

それでも、特にムードを盛り上げようとしなくても、そんな雰囲気になることがある。夫婦の仲が良くなってからは、妻からボディタッチしてくることもあるし、僕の方から妻の身体に触ることも増えました。

最初は「ちょっと~、触んないでよぉ」と言っていても、長く触っていると「今日は、大丈夫なのかな」と感じるときもある。もちろん、「今日は、そんな気分じゃないんだな」というときはそこまでで終了。それでも、以前のように気まずい雰囲気にはならない。「今日は寝る」「は~い、わっかりましたぁ~」みたいなノリで終われる。

周りの情報や、自分が勝手に作り上げた「これがいいムードだ!」っていう思い込みにとらわれ過ぎて、変に力が入ってしまっていました。

たまには、そういうムード作りがあってもいいんでしょうけれど、何より大事なのは「二人がリラックスして、くつろげる安心感」なのかもしれません。

今まさに、レスのことでお悩みで、「解消のためにはムード作りだ!」と思っているあなた。

ちょっと立ち止まって考えなおした方が良いのかもしれませんね。

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