【レス、克服への道】「下心」がない、という安心感が必要だ。

「レス」の克服
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このブログを書いている目的は、「レスの問題で苦しんでいる人の苦しみを、少しでも和らげるきっかけになりたい」というのが一番大きいので、記事を書くにあたって拒否されて苦しんでいる方の書いているブログを毎日読ませていただいています。

その中で、特に奥さんから拒否されて苦しんでいる男性のブログも毎日欠かさずチェックしているのですが、多くの場合「ちょっと(状況が)良くなったかな?」と思ってスキンシップをしようとして、奥さんを怒らせてしまうケースが多いなぁと思ってみています。

これは、かつての僕も全く同じような経験をしていて、「今日はなんだか(二人の間の)雰囲気がいい感じだなぁ、スキンシップくらいなら大丈夫かな?」と思って身体に触れてみたら、物凄く冷たい目で見られて傷ついたり。こちらは何もする気はないのに、後ろに立っただけで「びくッ」と反応されたり。

そんな妻の様子を見て、「そんなに俺のことが嫌なのかよ!」と傷つき、不機嫌になり、それでまた二人の間の空気が悪くなる。そんな日々を2年ほど過ごしました。本当に嫌な日々でした。

今、振り返ってみると、当時の僕は「チャンスがあれば行為をしたい」という気持ちが強くて、何をするにも「これをしたら(妻が行為を)受け入れてくれるだろうか」と思いながら過ごしていました。家事にしても、育児にしても、「行為を受け入れて欲しい」といういわば「下心」がある状態。でもこれって、「行為をしたくない」と感じている相手にとっては、すごく重くて、嫌なことなんだと思うんですよね。

増してやスキンシップなんて、ちょっと油断したらそのまま行為につながるかもしれない、という、相手からすれば「警戒度、最高レベル」のことですから、いくらこちらが「スキンシップくらい」と思っていても、そんな風には受け取れないことなのだと思います。

先日、「出産後は、夫に課すハードルは高くなる」という記事に対して、女性の方からこんなコメントをいただきました。

私は出産していないので聞いたりした想像の範疇でしかないのですが、出産後や夫を「家族としてしかみれない」と拒否する妻の心情を逆に例えるなら、男性が完全に仕事モードにはいってる時に誘われるようなもんじゃないでしょうか?
そういう時って、男性でも「いや、今そんな気分じゃないから」ってなりますよね?そこに「なんでしてくれないの!?」といわれるとどんどん嫌になりませんか?

男は会社から帰るとオフモードに切り替えられます。でも女は共働きであろうとも、帰ったら家事や育児でずっとオンモード。切るタイミングが無いんです。だからずっと家族や母モードが入ったままなので、誘われてもやる気はしません。旦那さんのことは好きですけど。
だから、母や家族モードを切ってあげることが大事なんじゃないかな~と思います。

女は保守的な故に、男が思う以上に性的なことに敏感です。たとえスキンシップだけと男が思っていても、その先があるんじゃないかと想像してしまいます。スキンシップ以外でも妻を女性扱いすることは出来ると思いますが、その好意の先に下心が無いと安心させないと、夫の前で母モードをオフに出来なくなるんじゃないでしょうか?

男の僕が、「女性はこうらしい」と説くよりも、やはり女性の方から教えていただくと納得感が大きいです。男の僕らの側が、「そんなこと思ってないよ」と言っても、女性の側からすると「油断できない!」と感じてしまうものなのだと思います。

僕たち夫婦の間の空気が変わったのは、僕の日々の態度や言動から、妻が「してもいいかな」というタイミング以外では僕は求めたりしませんよ、ということを妻の側がしっかり感じることができて、安心できたから。触れあったとしても「いいよ」と言わない限り、求められることはない、断っても怒ったり不機嫌になったりしない。そういう安心感を得て、ようやく妻は態度を軟化させることができたのだと思います。

「行為」ができないのだから「スキンシップくらい」という気持ちは良く分かります。でも、そのためには奥さんに安心感を持ってもらうことが不可欠だということを、知っておいて欲しいと思います。

 

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