【レス、克服への道】「愛しているなら、こうするはず」という思い込みは早く捨てよう

「レス」の克服
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レスのことに限らず、夫婦間で揉めているときによくあるのが、「(相手は)こんな風にしてくれない。自分のことを愛しているのなら、こうしてくれるはず。だから自分は愛されていないんだ」と、相手の行動や言動から自分への愛情を疑うこと。僕もちょっと前まで、そのような思い込みに苦しめられてきました。

以前から何回か記事には書いてきましたが、妻が朝、僕が出勤する際に寝たまま起きてこない、ということに、僕は非常に強い不満を感じていました。それは「夫が仕事に出かけるときに、妻が見送りもせず、ましてや起きても来ないなんて夫をバカにしている」という刷り込みの賜物でした。(それが良いか悪いかはここでは議論しません)

それ以外にも、僕が仕事から帰ってきてもテレビを見続けて食事の準備をしてくれない、とか、僕が話をしている最中に、違う話題で割って入るとか、子供に話をしているときに横から口をはさむとか。これらについて、いちいち「俺をバカにしているからそういう態度になるんだ」「俺のことを大事に思っていない」と言う風に反応して、不機嫌になっていました。

これらは、僕にとっては「あるべき妻の姿とはかけ離れている」と感じる「非常識」な行動ですが、妻にとっては「何が悪いの?」というレベルの話。僕をバカにしているなどという思いは全然ないので、なぜ僕が腹を立てるのかが理解できない。逆に、「この人は私といるとイライラし始める」とこちらの方に問題があるようにとらえる。

自分にとって「常識」と思っていても、相手にとっては「常識じゃない」ということは、世間では良くあることですが、夫婦の関係においては、それが二人の間の溝になることもあるので注意が必要です。ですが、分かっているはずのこのことが、夫婦間においては何故か忘れ去られていることが多いのではないでしょうか。

「俺(私)を愛しているのなら、こうすべき」という思い込みは、相手も、そしてあなた自身をも苦しくさせます。例えネット上で、「そうだそうだ!」と賛同する人がたくさん居たとしても、そんなことになんの意味もありません。だって、あなたのパートナーはそういう風に考えていないのだから。例え1万人が賛同したとしても、あなたのパートナーがそう思わなければ、それはただの「思い込み」。

「愛しているのなら」という思い込みは、どうか早く捨て去って下さい。その思い込みは、誰も幸せにしない。あなた自身も。そしてもちろんパートナーも。

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