【アダルトチルドレンの子育て】子供を信じる、ということ

夫婦のお話
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今日は、レスのお話をお休みします。

 

「Kスケ、学童から帰るときに友達から仲間外れにされてるみたい」

先日、そんなショッキングな話を、妻から聞かされました。

長男は、早生まれということもあるのか、言葉でのコミュニケーションが得意ではなく、近所に同じくらいの年齢の子供が少ないために同学年の男の子たちとの関係をうまく作れているのか不安がありました。1年生のころは、優しくてベテランの女の先生だったので安心していたのですが、2年生になってまじめだけれどもやや冷たい感じのする男の先生に変わったので、大丈夫かなぁと少し心配していた矢先のこと。

妻も、2つ上の長女から聞いた、とのことで詳しい状況が分からない。同じクラスの男の子からいじめられている、とかでなければいいけれど、、、。

そういえば、連休中に子供たちのベッドをそれぞれの子供部屋に移動し、夫婦だけの寝室になった話を先日ご紹介しましたが、嬉々として自分の部屋で寝る上のお姉ちゃんに比べ、下の子はことあるごとに妻の布団に潜り込んで寝ていました。僕としては、何となく面白くないなぁ、という気分もあったのですが、それもそんなところからの精神的な不安が招いていたのだろうか。

ともあれ、詳しい状況が分からないことには心配なばかりで手の打ちようも動きようもないので、どうしたものか、、と考えたうえで。やはり本人から聞き出すのがいいだろうと考えました。

姉ちゃんがいるところでは本人もしゃべりにくいかもしれない。できれば男二人きりの方が良いだろう。だったらお風呂がいいんじゃないか。そう思って、お風呂で話を聞くことに。

「新しいクラスになって1か月くらいたったけど、どうや、学校とか学童で困ったこととか起きてないか?」

「・・・・・困ったこと、ある。毎日。」

おぉ、こんなにすんなり話してくれるとは。

なんでも、学童から同じ方向に帰る同じクラスの子は4人で、うちの子以外は男1、女2の3名しかいない。その中の男の子が意地が悪く、他の女の子2名に「Kスケを置いていくぞ!」と命令していつも一人ぼっちにされるとのこと。

本人は、いつも「止めて」と言っているのだが止めてはくれない。2人の女の子も命令に従っているだけで、自分に対して悪気があるわけではない。学校では他の友達もいるので嫌な思いはしていない。

いつもはちょっと僕や姉ちゃんに注意されたりしただけでメソメソする子が、泣くこともなく淡々と説明するのを見て、「気が付かない間に、この子は成長しているんだなぁ」と驚かされました。

さて、しかしどうするかな。「先生には話した?」と聞くと。

「先生に言っても解決しない。僕が自分で言って解決しないと。」

びっくりしました。そんな返しが返ってくるとは思わなかったから。しかも、まっすぐに僕の目を見て、冷静にそう言ってのけた姿に、本当に驚かされました。

と同時に、あぁ、自分はこの子のこときちんと理解してあげてなかったなぁ、信頼し切れてなかったんだなぁと、反省させられました。

妻とも相談して、しばらくは様子を見よう。自分で戦おうとしているわが子のことをそっと見守っていようということになりました。状況からは深刻ないじめにつながるとは考えにくいし、本人を信頼して見守ろうと思います。

 

 

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