「負けられない」この人にとって

”アダルトチャイルド”について
スポンサーリンク

妻の「したくない」「受け入れたくない」理由に行きついたあと、僕は妻との関係を無理に改善しよう、などとは考えなくなりました。

前は「俺の話を聞いてくれない!」と感じて嫌な気分になっていたけれど、「聞いてないな」と思ったら話を止めたり、子供に話しかけたりと、それをかわすようにもなりました。

前回喧嘩したときから、悪くなっていた雰囲気も少し穏やかになったと思います。

が。

それでも、やはり普段の会話の中に、ぽつぽつと苛立ちを感じるポイントがあります。

妻が僕を見下すような言い方をするとき。

例えば、料理をしている妻をフォローしようとお皿を食器棚から出す。と、妻の思っていた皿と違うものを僕が出したとする。すると、

「え、それ?違うよ。もう、料理に合わせた食器を出そうとか、思わないの?」などと言う。

もちろん、僕だって考えてます。でも、チョイスが違っただけ。なのに妻は「私は考えている。あなたは考えていない」というポジションを取りたがる。言いたがる。

で、こちらが「バカにするなよ」と言うと、「バカになんかしてないわよ!」となる。

きっとこの「私は出来てる。あなたは出来てない」というポジション取りを変えることは出来ないんだろうな、と思う。

妻にとっては、僕を認めることは自分のポジションを揺るがすことになるから。だからきっと、いつまでたってもこのスタンスは変わらないだろう。

「負けられない」妻にとって、僕の存在はいつまでたっても「認めたくない」存在。それを覆してしまうと、妻は見たくない「出来てない自分」の部分を見ないといけなくなる。

妻自身が「これではいけない」と感じて、自分自身の弱いところと向き合うことでしか、妻の視点は変わらないだろう。

これからも妻とやっていこうと思えば、僕はこの「ヒール」的な扱いを受けることを諦めて生きていかないといけないのかもしれない。

やれやれ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました