庭、という火薬庫に手を加える

「レス」の克服
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僕たち夫婦が今の家を中古で購入したのは、今から9年前。

それ以来、庭の手入れについての話題は僕たち夫婦の間の「火薬庫」となってきました。

原因は、僕が庭の手入れに積極的ではないこと。これが一番大きな原因。

以前、営業マンだったころの僕は、帰りも遅く休みも安定しない状況。そんな状況に甘えて、家の庭の手入れについては妻に任せっぱなし、と言っても過言ではない状態。我が家の庭は芝庭がメインなので、草取りや芝刈りを定期的に行わないと結構見苦しい状況になります。

妻にとってはそれがすごいストレスになってきた。そのことを、ようやく最近になって理解できるようになってきました。

それでも、庭の話題になるとどうしても意見が合わなくて、嫌な雰囲気になってしまいがち。ちょっと前にも庭の件で少し話をしたことが原因となって険悪な雰囲気になりました。

この週末のこと。この時期、勢いのない芝を尻目に、カラスノエンドウやエノコログサなどが「お先に~」とばかりに目を出して、勢力を広げ始めます。そんな緑のコロニーが枯芝の間に点在してきたので、そろそろ抜いておこうかという話になり、子供たちも動員して草抜きを始めました。

最初は、草取りだけのつもりだったのですが、やっているうちに妻は段々熱がこもってくる。で、お隣さんとの境界付近に生えている一本の木をどうするか、という話題に。

その木は、種類を調べても良く分からない。引っ越してきたときには切り株だけになっていたのですが、恐らく不動産屋さんが売買に当たって切っただけだったのでしょう。芽がでて伸び始めると、切っても切っても伸びていってお隣さんの庭にまで侵入する勢い。

妻がそれの枝切を毎年やってくれていたのですが、今度隣に新しい住人の方が来られるので、もういっそ切ってしまいたい、というのが妻の希望。

この木については、これまで何度もそんな話が出ていたのですが、僕が渋って前に進まない状態でした。理由は、、、面倒で。。。

以前の隣人は、庭の手入れに無頓着な方だったので、お隣さんの庭の雑草の方が激しく繁茂していて、我が家の気が少しくらい出ていても全く気になりませんでした。

ただ、お隣に新しい方が越してくることもあり、これまでのようにはいかない。それもあって、木を伐採することにしました。

以前リフォーム会社に居た頃に、立木の伐採などもしたことがあるので、その大変さは身に染みていて、今回は枝を落とし、木の幹を何段かに分けて切り込んでいき、二時間ほどで切り株までの撤去に成功しました。

で、やって感じたのは、ただ単に面倒なだけでなくて、「妻の言いなり」になるのが嫌だった、という感情も、僕が動かない理由の根本にあったのだなぁ、ということ。

今回、夫婦の間の空気がポジティブな感じになっていることも、腰の重い僕の背中を押すことになったのかもしれません。

この調子で、夫婦の関係の改修だけでなくて、庭の改修も進めていこうと思います。

 

 

 

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