【レス、克服への道】「人のせい」にしているうちは、一生勝てない。

「レス」の克服
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もう、20年ほど前のこと。

当時、僕は東京でサラリーマンをしていて、所属している会社のテニス部で実業団の試合に出ていました。一口に実業団といっても裾野は広く、僕が出ていたのは東京都10部リーグ。全日本実業団を頂点とするピラミッドの、一番底辺のリーグでした。

まだ社会人になって2年目くらいで、団体戦のメンバーとしてダブルスに出るも連戦連敗。いつもスッコスコに負けていました。

そんな折、就職で東京に出てきていた大学時代のテニス仲間たちと飲んだときのこと。同じように実業団に出ている先輩に「最近どうや?」と問われた僕は、「ダブルスのパートナーがいまいちで、試合で勝てないんですよね~。」と何の気なしに答えました。

すると、その先輩はスッと視線を外すと、今まで見たことがないくらい冷たい表情で、冷たく暗い声でボソっと言い放ちました。

「人のせいにしているうちは、一生勝てへん。」

それでハッとして、その後精進して、、、と言う話はまぁここではどうでも良くて。

レスの問題で、自分自身と向き合うようになり、自分を否定することを止めるようになってから、あの日の先輩のくれたこの言葉はより重みを増して自分の胸に残るようになりました。

「人のせいにしているうちは、悩み事は一生解決しない」と言う風にフレーズを変えて。

レスの問題というのは、もちろん相手のいるお話ですから、ついつい相手のせいにして物事を考えがちになってしまいます。「相手がこうしてくれないから」「相手が応えてくれないから」。これは拒否される側だけではなく、拒否する側もそう。「相手がこうだから、応えられない」「相手が酷いからしたくない」。

確かに、そうなんでしょう。個別に事情を見ていけば、そう言いたくなるのも分かります。

でも、それだけ言っててもあなたを取り巻く状況は何も変わらない。

ブログに「つらい、つらい」と毎日書き立てていても、読者が何かしてくれるわけではない。

「どーせ、何をしても変わらない!」といじけていたって、相手が変わってくれるわけじゃない。

あなたが苦しんでいようが、泣いていようが、お構いなしに地球は回る。時間は過ぎる。あなたの人生は一秒ずつあなたの前を過ぎていく。

あなたの人生を幸せにするのも、不幸にするのも、パートナーではありません。それはあなた自身。

今、上手くいかない状況を、「相手のせい」にしていじけているだけでは、あなたを取り巻く状況は何も良くはならない。

勿体なくないですか?泣いても笑っても同じ結果なんだったら、自分が笑って生きるために必要なことを自分で探しましょう。手に入れましょう。

大事なことだから、何度でも言います。拒否する側も拒否される側も、「人のせい」にしている間は、問題は解決しません。この状況を変えるために、自分ができることは何か。それを見つけるために行動しなければ、いつまでたっても同じ苦しみの中から這い出すことはできません。

見つけるためのお手伝いをしてくれる方は、あなたがその気になればたくさん居ます。カウンセラーさんでも、レスを克服した経験者の方でも。だから「ただただ嘆くだけ」の毎日から、どうか一歩でも二歩でも歩みだしてほしい。そんな風に思います。

 

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