分かってくれよ　VS　分かってよ

先日の「離婚届」の一件は、今冷静に考えると本当に「愚」な行為だったなぁと感じています。恐らく妻の中にも腑に落ちないというか、なんとも言えない不安な”影”のような感じで残ってしまっているのではないかと。そして僕自身が、「離婚」という選択肢を必要以上に意識するようになってしまった。

あれから、妻との間に目に見えない”バリア”のようなものがあるような気がしてしまっているんです。これまでは僕に対しては何の気遣いも気兼ねもしていなかったように思っていたのに、あの後からは何となく気を遣われているような、考えていることを探られているような、変な雰囲気を感じてしまう。

そして、そのうちまた妻が爆発するのではないかなぁと危惧しています。完全に僕の自業自得、ではりますが。

意識しすぎなのかもしれません。。。

ただ、今回 夫婦の「お金」に対する価値観の相違という、ちょっと厄介な問題が絡んでの喧嘩でしたが、なんとか致命的な衝突に発展せずに回避できたことは、今後へのヒントになったかなぁと思います。

これまでの激しい喧嘩を思い出してみると、それらのほとんどは「分かってくれよ VS 分かってよ」の衝突でした。お互いが自分の意見の正しさを相手に認めさせたいがために、相手の言っている事の「非」を攻撃し合い、それが相手への否定になったりして、どんどん感情的になっていく。初めは、ほんのちょっとした認識のずれだったりするのに。

今回の話し合いでできたように、自分の意見を「受け入れてくれ！」と求めない、「ただ伝えるだけ」というスタンスで行けば、火を噴いたような衝突にはつながらない、ということが頭の中だけでなく実感として感じることができたのはちょっとした進歩だと思っています。

昨日の夜は、書類提出の山場で帰りが10時を回ったのですが、妻は「少しダイエットしないと」と以前買ったが実行しないで放置されていたエクササイズの本を引張り出して、ストレッチをやってました。やっぱり、「このままではやばい」という意識が働いているらしい。。

ただ、この数日感じていたピリピリ感は少し和らいでいたので、こちらもあまり意識しすぎないようにやっていこうと思います。