【レス、克服への道】自分の「性のこと」大事に考えていますか?

「レス」の克服
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性欲。人間の3大欲求の一つにもかかわらず、食欲、睡眠欲に比べ随分と粗末な扱いを受けがちだ。食欲はもちろんだが、睡眠欲についても有名アスリートが軒並み高価な寝具のCMに出演してその大事さを説いているのを目にするが、性欲に関しては未だ「そのことに拘るのは恥ずかしいこと」という誤った認識が幅を利かせている。

だが僕は、レスの問題を克服するためには、自身の「性」にきちんと向き合う必要があると考えている。

「性」のことを、後回しにしたつけ

レスで苦しむ方々の中で、特に「拒否しちゃう側」で苦しんでいる方々のエピソードを読んで気付くこと。それは「結婚した後でも何とかなるだろう」と、「性」の問題を「後回し」にした、またはその点には「目をつぶった」方の多さだ。「夫婦の営み」以外のことは完璧で、夫としては良い人、というケース。夫としてはほぼ全てが納得いくものではなく、その上「行為も自分本位」というケース。結婚したら上手くいくだろうと思っていた、こんなものだろうと思っていた、etc… ご自身にとって「性のこと」がどれだけ大事なのか、という認識はほとんど出来ていなくて、後回しにしたり、目をつぶったりしてきている。

だからと言って、「自業自得だろ」と言うつもりはサラサラない。そういう選択をした、その背景にあるのは、「性のことを大事にするのは、恥ずかしいこと」という本当にバカげた親や社会からの「刷り込み」があるからだ。

自身の「性」の大事さに気付いたのなら、例えパートナーと別れることになったとしてもきちんとその大事さに向き合いながら生きていければいいのだと思う。

拒否する苦しみから脱するためには、パートナーが変わることを待つだけではダメだ。自分自身の身体や心を責めるのを止めて、自身が自身の「性」を大事にすることが必要だと思う。

自分自身の欲求を大事にする

食欲や睡眠欲は、自分自身で何とか解決できる欲求だ。だが、性欲については自身で解決できる部分と、相手が居なければ解決できない部分がある。見たい、聞きたい、出したい、イキたい、については自身でも何とか解消できるが、触れたい、触れられたい、寄り添いたい、、などはパートナーがいなければ解消は出来ない。

満足な「性生活」を得ようと思えば、パートナーを大事にしなければならないこと。当たり前のことながら、意外とそこには思い至らない。僕もそんな風に考えられるようになったのはつい最近のこと。「拒否されるから」とパートナーに邪険な対応をするのは本末転倒だ。

本来、二人の間の「営み」のあり方については、どちらか一方の「技量」に期待すべきものではなくて、二人の満足いくやり方を模索しながら高めていくべきだと思う。そのためには「自分がどのような性生活を望んでいるのか」を自分で理解する必要があるし、「それを相手に伝える」コミュニケーションも必要になる。もちろん、「相手の希望を聞く」ことも欠かせない。そんな風に「性」と向き合えている夫婦は、実際には非常に少ないのではないだろうか。

今現在、レスで苦しんでいる方にとっては、夫婦で向き合うことは無理なので、まずは自分自身の「性に対する欲求」を否定せずに、大事にすることが何より必要だと思う。

 何かなければ気が付かない部分

「性」に対する意識というのは、パートナーとの問題などが起こらなければなかなか気が付かない部分だと思う。そういう意味では、レスの問題なども気付きの「チャンス」なのかもしれない。苦しんでいる間は本当に苦しいものだが、それを抜けたとき、きっとこのことに気付くと思う。

下を向かずに頑張って欲しい。

 

 

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