男がセックスを避ける理由について考えてみる(3)

「レス」の克服
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この二日間、色々書いてきましたが。「おぃ、退屈やぞ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。その点はお詫びします。特に、拒否されて苦しんでいる男性の方にとっては、「そんなん、知らんがな!」だと思います。

今しばらく、お付き合いいただければと思います。

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世の中の多くの男性は、女性を喜ばせるためのセックスの方法論や、女性の身体の知識について、きちんとした形でレクチャーされたことはありません。「セックス」への意識の高い男性は、自発的にそういう機会を得ようとしますが、そうではない世の中の大多数の男性にとっては「興味はあるけど、恥ずかしい」「面倒くさそう」と感じるものなので。

そういう「普通の男」にとって、セックスというのは「快楽」であるとともに、自分のプライドを壊されるかもしれないリスクを伴う、諸刃の刃、だったりします。

一般的に、男がセックスで「プライドを失う」と言うと、女性から酷い一言を言われた、などという状況を思い浮かべることと思いますが、実際には男の側の些細な思い込みで、男自らが勝手に傷ついて、勝手にプライドを傷つけられた、という状況もあるようです。

例えば、多くの男性にとっては、AVを初めとするアダルトコンテンツが「教科書」だったりします。この間違った「教科書」の中では、男が何か女性の身体に触れたり刺激するたびに、女優さんは身を捩り、声を上げ、反応します。。。。多くの男性は、「これが正しいセックスだ」と思い込んでいます。

でも、、、。あれはファンタジー。幻想の中のお話しであって、現実には同じことをすると、女性の側がしらけてしまったり、痛がったり。男性の期待とは違うリアクションをするわけです。

そこで、どんな風にすれば気持ちよくなれるのか、相手の女性と話しながら工夫を、、、となればいいのですが、多くの男性にとっては「セックスの仕方を女に聞くなんて、無理!」だったりする。それで結局、「感じにくいんじゃないの?」と相手のせいにしたり、「この娘は俺とのセックスを嫌がってる」などと勝手に思い込んだり。とにかく自分のプライドが傷つかないように、自分を守るように振舞ってしまう。

そこに、年齢や、ストレスの問題から「男としての機能」の面に問題が出てくると、更に話はややこしくなってきます。前にも書いたように、「セックス=挿入、射精」と思っている男にとっては、それが出来ないのはそれこそ「プライドを打ち砕かれる」状態なので。

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今日の話、だからと言って男の前で演技をしよう、とかいうことではありません。出来ることなら、セックスについて、冷静に話ができるような関係になるのが一番だし、男性の側が意識を変えないといけないこと。

女性の皆さんには、「あぁ、そんな風に考える男もいるんだね」と、知ってもらえればいいのかな、と思います。

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