「セックスは、自分だけのため」な男たち

「レス」の克服
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先日、セックスを拒否する男性の心理を推測した記事の中でも書いたのですが、パートナーとのセックスに消極的な男性は、「肌を重ねる喜び」とか「相手を喜ばせることへの喜び」といった「セックスによる精神的な幸福感」を感じにくい人達なのではないか、と思っています。

その原因として、「性のこと=悪いこと、してはいけないこと、不純なこと」という風に見なされがちな現代社会の風潮も影響しているのでは、とも思います。

こんな風に言ってしまうと、拒否している側の男性は気を悪くするでしょうが、彼らにとっては「セックスとは、自分の性欲解消のためだけにやること」というような、ある意味幼稚な価値観しか持てないのかなぁ、、、とまで思ってしまいます。

前にも書いたように、「射精欲求の解消」という点だけで考えれば、相手とのコミュニケーションが必要になるセックスよりも、相手への気遣いも必要なく、 自分のペースでできて、 体力も使わない「自慰」の方が男にとっては楽。

「セックスとは自分の欲求解消のためだけのもの」と考えている男性であれば、相手の女性がどれだけ「拒否」によって傷ついていても、なぜ傷ついているのかが分からない。なぜ相手が泣いて、怒って、それを手に入れたいのかが分からない。「そんなに気持ちよくなりたいのなら、自分ですればいいじゃん」とか、「誰かにしてもらえば?」などと言ってみたりする。

始末が悪い。

以前、自分自身のレスの苦しみのことばかり考えていた頃は、「妻に拒否される夫」の方がつらい、などと考えていましたが、今は考えが逆転しました。妻側拒否の場合には、妻の側の原因は解きほぐせる部分が多少なりともある。努力代が分かりやすかったりする。しかし、「拒否する夫達」の場合には「性への価値観」からの問題になりがちなので、場合によっては手に負えない、、、ことがある。

夫側拒否、の場合の方が、つらいのかもしれない。

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