【レス、克服への道】腹が立ったならとことん怒ろう。悲しいのならとことん泣こう。

「レス」の克服
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このブログを読んで下さっている方で、現在パートナーから「拒否」されて苦しんでいる方は、どれくらいいるのだろう。

このブログが目指しているのは「レスの問題」をきっかけに夫婦仲が悪くなり、夫婦でいがみ合って壊れてしまう男女を一人でも、一組でも減らすこと。だからこそ、拒否されている側のサイドだけでなく、拒否しちゃう側に寄った内容でも記事を書いている。傷を舐め合っているだけでは、問題がいい方向に動いていかないと、自分の経験から思っているからだ。

だが、やはり僕も「拒否された側」なので、その苦しみややり場のない怒り、パートナーから必要とされていないと感じる絶望感、etc,,,は良く分かるし、何とかならないものかと思う。

拒否された時、感じた怒りや悲しみを、あなたはどのようにしてやり過ごしているだろうか。

以前、ご紹介したかもしれないが、一番もめていた頃、僕はよく物にあたっていた。投げても壊れないようなもの、例えばティッシュの箱(つぶれはするが)とか、ぬいぐるみとか。ソファの座面を殴ったり。独り言も良く言った。で、妻はそれにいちいち反応してさらに激しい喧嘩になっていた。

だから、拒否されて「行為」が出来なかったときの激しい怒りを抑えるために、その原因が何なのか、自分の心の中を探ったのだ。僕は自分の中に、子供のころ両親や周りの目を気にして「抑圧されていた本当の自分の怒りと悲しみ」を見つけたのだった。

一時期、僕は「行為」を拒否されても怒ってはいけない、腹を立てないようにしよう、と考えていた。

でも、今は考えが変わった。

腹が立ったら、とことん怒るべきなのかもしれない。悲しければ、とことん泣くべきなのかもしれない。

もちろん、物を投げつけたり、壊したり、大声を上げたりすべき、というつもりはない。だが、無理やり「怒り」や「悲しみ」を押さえつけるより、自分が納得するまでとことん怒ったり、泣いたりする方が後に引きずらない気がするのだ。

夫婦仲が良くなったとはいえ、やはり色んなことで喧嘩になることもある。先日は、子供の習い事の件で久しぶりに言い合いになるくらいの喧嘩をした。妻はふてくされて「おやすみ」も言わずに子供と寝てしまい、僕は一人リビングに残された。

怒った状態のまま、キッチンを片付ける。「ムカつく(# ゚Д゚)」とかブツブツ言いながら。腹が立っているので、食器がガチャガチャと音を立てる。

怒った状態のまま、風呂に入る。相変わらず、ぶつくさ言いながら。

リビングで、本を読んだり、携帯ゲームをしたり、ブログを読んだり書いたり。そうこうしているうちに、怒りも収まってくる。何であんなに激しく怒ってしまったのか。激しく感じた怒りの奥に隠れていた自分の気持ちにも気付く。みんなが食事を終えるころに仕事から帰って、皿や箸が用意されてなかったり、冷めたままのおかずを食べたりしたことが引き金になって、「俺は大事にされていない」という気分になっていたのだ。その気持ちが「火薬」になった上に、こちらが家計を一生懸命切り詰めているのに、妻からはそんな努力が感じられず思うように貯金が貯まらないことへの苛立ちが導火線になり、何をやっても根気が続かない下の子の習い事の話が火をつけて、僕の怒りが爆発してしまったのだ。

しっかりと「怒る」ことで、逆に早く冷静になれた。寝室に行く頃には、冷静な状態になれた。これが怒りを抑えようとしていたならば、以前のように隣で寝ている妻に対して激しい怒りを抱いたまま、なかなか寝付けないことになっていたことだろう。

感情に蓋をするのは、かえって良い結果を産まないのかもしれない。周りに迷惑をかけない範囲で、しっかりと自分の感情に向き合ってみてはいかがだろうか。

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