【レス、克服への道】子供たちには、同じ思いをさせたくないから。

「レス」の克服
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僕には女の子と男の子、一人ずつの子供がいます。

友人や、職場の人や、PTAでの知り合いなどで、女の子のお子さんがいるお父さんたちと話をしていると、よく聞くのが「娘に男が寄り付くのが嫌!」「彼氏連れてきたら、許さん!」などという会話。

まぁ、よくある冗談だと思っていたら、結構真剣に言っているお父さんが多くて、「えぇ~」と引いてしまいました。

僕が「娘はいつかはいい男を見つけて、自分の元を離れていくんだから、、、」と言っても、「いやいや、今は小さいからそんなことを言えるけど、実際に男が来たらそんな風には言えないに決まってる!」と取り付く島もない。

性のことにオープンで、二人の姉にも「彼氏ができたら連れてきてちゃんと紹介しなさい」「紹介できないような男とは付き合うな」「することはしても良いけど、避妊だけはきちんとしなさい」と教育していた両親の影響もあって、僕は娘が赤ちゃんの頃からずっと「いい人を見つけて幸せになるんやで」と本人に言い続けてきました。デザイナーになるのが夢だという娘が、自分でデザインしたドレスを着て嫁に行く姿を見届けるのが、今の僕の娘に対するささやかな夢です。

そんなことを話したら、お父さんたちの中には「気持ち悪い」とまで言う人もいました。それを聞いて、僕は「彼の娘さんは、可哀そうだな」と感じました。(言いはしませんが)

親が、子供の異性との付き合いを否定したくなるのは、ある程度は仕方がない部分もあるのかもしれません。やっぱり、心配にもなりますし、変な男と(女と)くっついて欲しくない!という思いは、多かれ少なかれあろうかと思います。思いますが。

「異性との付き合い=悪いこと」という刷り込みは、こういう親からのものも大いにあるのではないかと僕は考えています。そして、こういった親としては「何気ない」子供への働きかけが、実は子供の「性」に対する価値観に大きな影響を及ぼしている。そんな風に思うのです。

先ほど紹介したように、父親に「男と付き合うなんてけしからん!」と言われ続けた場合、それでも思春期には親の目をかいくぐって男子と付き合うと思うのです。でも、「悪いことをしている」という刷り込みは心のどこかに残ってしまう。

異性と付き合うことだけでも「後ろめたさ」をもっているのに、「性のこと」に対してポジティブで居られるかと言えば、、、。本人にその意識がなくても、恐らく「ネガティブ」な感情を抱くことだと思います。

子は親を移す鏡です。僕たちが親の影響を強く受けたように、子供たちも僕たち親の影響を強く受ける。

できれば、子供たちには僕たちと同じ苦しみを感じて欲しくない。

子供たちに、性に対してネガティブな感情を持たせるような、そんな言動・ふるまいは止めましょう。

 

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