残念ながら、人間は「一途」には出来ていない

「レス」の克服
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今から6年、いや7年ほど前に妻とのセッ〇スのことで悩み始めてから、最初は「なぜ妻が拒否したくなるのか」の理由を探し、次に「どうしたらしたくなってくれるのか」の方法を探し、最後に「どうしたら出来なかったときの気持ちをコントロールできるのか」を探し求めて、ここまで来ました。

その間、離婚の瀬戸際にまで追い込まれる修羅場があり、自分自身がアダルトチルドレンであるという事実とぶち当たり、自分自身を見つめなおすなどのプロセスを経て、本当に幸いなことにセッ〇スフル、とはいきませんが、定期的な行為と妻との良好(波はあるけど)な関係を再構築することができました。

その間、この問題の解決の糸口を探るべく、本当に色んな情報に触れてきました。新しいところで言えば、「脳科学」の本を読み漁ってみたり、「性」にまつわる本や、「男女の違い」に関する本、「心理学」から「心理カウンセラーさんの出す本」、そして「動物行動学」や「人類学」の本まで、本当に様々な本を手に取り、読み込んできました。

恐らく、一介のサラリーマンとしては「夫婦間のセッ〇スレス」について、自分より知っている人はいないだろう、と自負するほどに。(知らない方が幸せかもしれんが)

このブログでは、何度も取り上げてきた話題ですが、この問題で悩んでいる方、またはパートナーの浮気の問題で悩んでいる方に、悩む前のベースとして知っておいて欲しいのが、本日のタイトル「人間は一途には出来ていない」ということです。

人間のオス(男)の生殖戦略は、「より多くの女性に自分の遺伝子を受け継ぐ子を産ませたい」です。それにより、自分のパートナーが横にいても、他の女を目で追いますし、基本的には女を見る基準は「こいつとできるか?」です。

人間のメス(女)の生殖戦略は、「より優れた遺伝子を持つ男の子を産む」です。ですので相手をしっかりと見定めようとしますし、「この男はイマイチだ。。。」となれば、例え子をなした後でも受け付けられなくなります。そして目の前の男(パートナー)より優れた遺伝子を持ってそうな男に心動かされることもあります。

でも、浮気もせずに一途な男の人だっているじゃん!私はそんな風に他の男になびいたりしないわよ!と、反論したくなることだと思います。それに、こんなのを認めてしまえば、みんな不倫し放題、人間社会が成り立たなくなるから当然かもしれません。

僕も、「本能」がこうだから、それを認めようよ、などと言うつもりは毛頭ありません。

ですが、「人間は本来一途な生き物」という前提で物事を考えてしまうと、今目の前で起こっていることとのギャップに苦しめられるだけではないかと思うのです。

男女を問わず、パートナー以外の異性に心を動かされてしまう背景には、「動物」としての「人間の本能」が存在します。その「本能」を、「理性」で制御できるかどうか。浮気をするかしないかは、その「バランス」の問題だけではないかと思うのです。

そう捉えれば、相手の浮気の原因を「自分自身」に持ってくることのバカバカしさに気付くと思います。浮気をしてしまった相手が色々と言ってくる「言い訳」も、ただ単に本人が自分を守るために考えた後付けのもの。そんなことにクヨクヨする必要はありません。

一方で、結婚したからもう大丈夫、とばかりに「釣った魚に餌をやらない」態度をとっていれば、パートナーの気持ちがフラッと離れていくことがあるということに、気を配っておく必要はあると思います。特に男性は、自分が奥さんを幸せに出来ているのか、セッ〇スで不快な思いをさせていないか、奥さんのストレスになっていないかなど、しっかり考えた方が良いのではないかと思います。

 

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