女性が「セックスにつける意味」は、、、

「レス」の克服
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今、島本理生さんの小説「Red」を読んでいます。

夏帆さん、妻夫木聡さんが出演して映画化され、2月に劇場公開されてすぐにコロナの影響を受けてしまった、作品です。

この小説を読んでいて、自分がこれまで偉そうに語ってきたセックス観は、男目線の浅いものだったなぁ、、、と痛感しています。

例えば僕ら男にとっては、女性の出産後の体形の変化などは「ある意味当然」だったり、「それほど気にすることではないこと」だったりしますが。女性にとっては、、、

大事な男性を前にすれば、少しの身体のラインの崩れも「最大の関心事」になったりする。気にするなと言っても、そんなこと気にならないよと言われても。

女性特有の思考回路、なのかもしれません。

これまで偉そうに、「セックスに余計な意味をつけている」と分かったようなことを語ってきましたが、僕が論じ切れる範囲は、所詮は「男目線」の範疇でしかない。女性が、女性の感性でつける「セックスの意味」について、僕が言える範囲なんて、ほんの一部でしかない。

そんなことを、考えさせられました。

そして、、、何より考えさせられたのが、夫や周りの男の「何気ない一言」によって、女性の中にこんなにも色んな感情が沸き起こるのか、こんなに反応するのか、ってこと。

もちろん小説ですから、育ってきた家庭の事情から本当の自分の気持ちというものを押し隠そうとしてしまう主人公の女性の「心の動き方」が、みなに当てはまるものでないのは差し引いて考えないといけませんが、それにしても思考回路が単純で、特に家庭内においては不用意な発言をしてしまいがちな僕ら男は、もう少し慎重に言葉を選ぶべきなのかもしれません。

女性に「セックスに意味をつけるな」というのは、ある意味無理があるなぁ、、、と思い直しました。言えるとしたら、「意味をつけるな」ではなくて、「どんな意味をつけているのか、考えてみて」なのかもしれませんね。

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