アダルトチルドレンとレスの関係

「レス」の克服
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最初に強調しておきますが、アダルトチルドレンだから拒否されるようになる、ということではありません。

ですが、アダルトチルドレン的な傾向のある方は、パートナーからセッ〇スを拒否されることによって必要以上に傷つき、苦しむ傾向があるように思います。

統計をとった訳ではありません。あくまで、僕の主観です。

ただ、自分自身も経験した立場から言えば、それは確かなんじゃないかと思っています。

ちなみに、「アダルトチルドレン」の定義は、こんな感じ。

アダルトチルドレンとは、「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなおトラウマを持つ」という考え方、現象、または人のことを指す。頭文字を取り、単にACともいう。

こんな風に書かれると、親から虐待されて育ったとか、両親が不仲で不安定な家庭だったとか、そういう分かりやすい問題を抱えた家庭環境で育った人だけの問題の様に感じます。でも、そんなことはない。僕もアダルトチルドレンですが、少し経済的に余裕がなかったというだけで、特段問題のある家庭環境ではありませんでした。それでも子供のころから「良い子でいないといけない」という思い込みが、自分が本当に望んでいるものを抑えこんで、主張できない、欲しいと言えない自分を育ててしまった。一見問題のない家庭環境で育った人にとっても、普通に起こりうる問題なのだと思います。

アダルトチルドレンな方は、自分自身を抑制したり、自分を表現することが苦手であったり、自己評価が低かったり。そういった問題は、社会で生きていく上ではそれほど問題にならなくても、家族間のように親密な人間関係を営んでいく段階で問題が生じやすかったりします。そりゃそうですよね。僕もそうでしたが、「自分の本音」を言えなかったり、酷い時は「自分がどうしたいのかが分からない」。これでは、家族の方が戸惑ってしまいます。

しかし、多くの方は自分自身がそんな問題を抱えているなどとは思っていない。そうなると、「なぜ分かってくれないんだ」「どうして伝わらないんだ」と苛立ちばかりが強くなってしまう。「分かってくれない相手が悪い」と相手に責任を押し付けるような方向に考えが向いてしまう。

誤解しないでいただきたいのでもう一度強調しますが、アダルトチルドレンだから拒否される、というわけではありません。拒否される側がアダルトチルドレンだった場合に、問題が大きくなりがちだ、ということです。

「ひょっとして、自分にも当てはまる面があるのではないか」。もし、そんな風に感じる部分があるとしたら、怖がらずに自分の幼少期のことを思い出してみて欲しいと思います。問題などない、と思っていても、「考えたくない」「思い出したくない」「考えてはならない」と自分で制限をして、気付いていないケースもあるので。

場合によっては、カウンセラーさんに相談してみるのも一つの手段です。

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