男の「女に負けたくない」は、諸悪の根源。

「レス」の克服
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僕は、セックスレスの問題に関して、今この国で一番相談すべきカウンセラーは小野美世さんだと思っています。そして、小野美世さんの「負けるが花」は、実践できれば多くの男女を救うことになるだろう、と思っています。

この「負けるが花」については、詳しくは小野美世さんのブログ「性の悩みへの優しい答えと負けるが花」を読んでいただければと思うのですが、簡単に言えば「女性が男性に張り合おうとするのをやめれば、男女の関係は優しく変わる」ということ。女性に、男性に張り合うのをやめましょうね、というパートナーシップの方法論です。

だが、しかし。

この「パートナーに負けたくない」という気持ちは、女性よりも男性の方が強い、と僕は思っていて。そして男性がもつこの「女に負けたくない」という気持ちが、男女間の様々な問題を引き起こしている「元凶」だ、と思っています。

例えば、お互いに働いているカップルの場合。女性の側の社会的立場が、男性のそれを上回っている場合。「そんなの俺は気にしないよ」と男性自身が思っていても、やはり少し引け目に感じるところがある。

そんな二人が同棲をしたときに、女性の側が男性に色々指摘をしたとする。それらの指摘が、傍から見ても妥当で、正当で、女性の側が正しいことを言っていたとしても。言われた側の男性の中には「いちいち、上から言うなよ!」などという的外れな思いが沸き起こってしまいがち。

他にも、男性側が提案しても却下された、とか、感謝されるだろうと思ってやったのに、スルーされた、とか。そういう日常の些細なことの中にも、「俺は見下されている」などという「間違った解釈」を付けてしまったりする。

当然、面白くない訳です。

それでも、例えば「ベッドの上では、無敵だぜ?」みたいなタイプの男なら(まぁ、これはこれで問題がありますが)、、、そこで自信を取り戻せばいいわけですが。その逆に「ベッドの上でも自信がないなぁ、、、」というタイプだった場合に、相手の女性とのセックスが上手くいかない(と男の側が感じる)と、、、。男は自分のプライドを守るために、殻に閉じこもってしまったりします。

この場合、相手の女性が泣いたりすればするほど、「自分が優位」というおかしな感覚に囚われがちなので、困ったもの。

そして例によって例のごとく、本人も自分の気持ちに気付いていなかったりするので、質が悪い。

つくづく、男のプライドというものは、男女の間に問題を引き起こす「諸悪の根源」だな、と思います。厄介な奴です。

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