夫婦の間の空気が冷めているのに、「行為」もないもんだ。

「レス」の克服
スポンサーリンク

夫婦間の「行為」のことで揉め始めていた6年前。二人目の子供が生まれてから1年ほどが経った頃。僕達夫婦の間の空気は、かなり冷え込んでいました。

二人目の子供が生まれる直前まで、僕は超絶ブラックなリフォーム会社で昼も夜も休みもなく働いていて、妻は妊娠中のしんどい身で上の子の育児に疲れていて。

その上、その頃は僕の両親と同居していて、そのストレスも加わっていて。

結局、妻が我慢の限界を迎えて大爆発し、両親は「こんな風ではお互いのためにならない」と家を出ていき。僕も仕事の面でもはや限界に達し、逃げ込んだ次の会社は前の会社に勝るとも劣らぬブラックぶりで。

そんな中、お互いが疲れからピリピリしていて、夫婦の間に流れている空気はヒンヤリと冷たいものがありました。

そんな中なのに、僕は「二人目も夜泣きをしなくなったから、そろそろいいでしょ?」と夫婦生活の復活を要求しました。一応、妻も「夫婦の関係を維持するには大事なことだから」とは言っていましたが、本音はどうだったのか?

そこから、「行為」をめぐって長い諍いの日々が訪れることになりました。

今、冷静に考えれば夫婦の間の空気が冷めきっているのに、「行為」をしようなんてよく言ったもんだと自分に呆れる次第です。

拒否される側の、独特の思考回路なのかもしれません。「行為」さえできれば、上手くいくかもしれない」という発想。

しかし、拒否する側からすれば、夫婦の間の温度が冷めきっているのに、できる訳ないでしょ、なのだと思います。

発想が、逆。

僕たち夫婦の場合には、僕は妻への不満を、妻は僕への不信感をそれぞれ募らせていて、僕はその不満を解消するために「行為」を求め、妻は不信感から受け入れたくないと思うようになり。話をすれば喧嘩する、というような「冷めきった」空気の中で、「行為」なぞできるものかという雰囲気。

そこを和らげようという努力もなく、いきなり「行為」だけ取り戻そうとしたために、そこから5年ほどに渡ってそのことで揉め続けることになってしまいました。

「行為」という目的物だけを目指して、突き進んでも良い結果は待っていません。そこに至るには、きちんとしたプロセスを踏む必要がある。

一見回り道に見えるかもしれませんが、まずは夫婦間の空気を温めてあげること。そのためには自分自身を否定するのを止めて、自分の気持ちに寄り添うこと。自分で自分を満たしてあげること。

それができて初めて、次のステップに進めるのではないかと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました