20分や30分で、スイッチは入らない

「レス」の克服
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ちょっと前に、「標準的な男性の、標準的なセックス」について記事に書きましたが。

標準的な、20分から30分のセックス。これって、男性が、行為を始めて射精するまでの時間に合わせた時間、でしかありません。

そのときに示した男性と女性の性感の高まり方の違いのグラフを見ていて気付くのが、男性が興奮し始めて、射精するまでの時間と、女性が高まり始めてオーガズムを感じるまでの時間の差。

時間的に言うと、20分や30分なんて、女性の側は「準備運動」の範疇じゃないかなと思うんです。

身体も脳も、温まる前に男性は勝手に果ててしまう。それが、標準的なセックスの実情じゃないかな、と思います。

まぁ、御多分に漏れずに、僕たち夫婦のセックスも同じ。セックスに時間をかけたくない妻にとっては、長時間の愛撫など迷惑至極な話でしかない。

理想を言えば、ベッドに入る前から、会話や軽いスキンシップなどで女性の「性感脳」を起動させて、「これからセックスをするんだ」「夫(彼)に抱かれるんだ」という気持ち、想像を膨らませることで性感脳を”ウォーミングアップ”し、そこから優しくキスや軽い愛撫で始めて、時間をかけて身体と脳を興奮させて、、、という風にしたい(無理ですけど)。

きっと、そういう風にしていたら、愛撫だけで軽く1時間ぐらいは必要だと思います。

確かに、、、忙しい毎日の中で、そんな時間が取れるのか言えば、非常に難しい。

夫婦二人ともが、「夫婦間のセックスは大事」という認識を持っているならば、子供を預けて夫婦でホテルに、などという取り組みも出来るんでしょうけれど。うちのように片方が「セックスなんてどうでもいい」人だと、それは不可能に近いでしょうね。

「セックスのために子供を預けようなんて、何考えてんの!」と言われるのがオチだな。

20分とか30分の行為で満足感を得られるとしたら、それは、行為が始まるまでに女性の側にも「セックスへの期待感」や「興奮」が高まっている状態なんでしょう。そう、それはまだ二人が恋人同士だったころのセックス。

夫婦になれば、本来はもっと時間と女性の身体と心の仕組みを知った形でのセックスが必要、なんでしょうね。

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