男は「予想外の展開」に弱い生き物

真面目な”性”の話
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セックスというのは、悲しいかな「経験値」がものを言う側面があって、異性と交わった回数や経験の度数が、その質に影響するのは否めません。

ほとんどのカップルのセックスは「男がはたらき掛け、女が受ける」スタイルですから、セックスの良し悪しは男の側の経験値に依存している、と言っても過言ではない。

しかし、、、。男は如何せん「予想外の展開」に弱い生き物。

「まずはこうして、次にここをこうして、次にああして、、、、」と考えているときに、想定外の出来事が起こると、パニックになってしまいがち。

そしてそれは、経験値が少なければ少ないほど、「大きな焦り」や「恥ずかしさ」になります。

そして、男の「焦り」や「恥じ感」は、「怒り」に変わりやすい。

初体験の女性が、挿入時に痛みを訴えたら、彼氏が怒りだした。そういう経験談は後を絶ちませんが、これは「スムーズに挿入が出来ない」ことへの焦りが怒りを生んだ状態。

特に、経験値の低い男性であればあるほど、「セックスはこうしないといけない!」という感覚が強くあるので、上手くいかなかった時の「焦り」、「怒り」も大きくなる。

痛みがあるのは、まぁある意味当然のこと。その女性の、初めての痛みに立ち会えたことを喜べるくらいの「余裕」があれば、いいのでしょうけれど。

また、これは夫側拒否の場合でよくあるケースで、「中折れ」等、途中で勃起しなくなってしまった場合に、いきなり「打ち切り!」という感じでセックスをやめてしまう。

本人は「勃起していないから、もう出来ない!」と思っているのですが、女性の側からは何が起こったのか良く分からない。「途中で萎んだ」という事実は男にとっては「相手にだけは知られたくない事実」ですから、説明もせずに、腹を立てたような態度で自分を守ろうとする。

「男根を挿入すること」だけがセックスではなく、男が勃ってようがなかろうが、出来ることはいくらでもある。

でも、そう考えることの出来る男性というのは、残念ながらこの世にはとても少ない。

ともあれ、「セックスの最中に男が怒りだした」という事象に遭遇したならば、その男の「セックスの経験値」が高くないのだということを思い出して欲しいと思います。

その原因は、あなたにある訳じゃないんだ、ということを。

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