”感じる”ところはそこだけじゃないのに。

”アダルトチャイルド”について
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僕はまだまだ勉強中で、未熟なので偉そうなことは言えないのですが。

何年か前に、アダム徳永さんのスローセックスの本を読むまで、僕は女の人が気持ちいいと感じる場所は、身体の中で数か所しかない、と思い込んでいました。

耳と、首筋、背中、乳首とクリトリス、女性器の部分。

だから最初、アダムさんの本で「全身をくまなく愛撫する」と言われても、「えぇ、何の反応もない場所にそんなに時間をかけて愛撫しても仕方ないんじゃない??」と、理解して納得することが出来ませんでした。

僕ら「凡人」の男にとっては、アダルトビデオがそのお手本になっていて、アダルトビデオの中ではさっき僕が挙げたところを触ると女優さんが感じているように見えるので、それがあたり前になってしまっているんですね。

男にとっての性の快感は、とてもダイレクトな反応です。触られたところの感触がそのまま快感になる(正確に言えば、脳が興奮しているかなどの影響も受けてはいますが)。そして、その快感というのは割と「強い刺激」によって得られることが多いです。ペニスに受ける摩擦や圧迫感など、強めの刺激に反応する人が多いです。

なので、女性に対してもそういう風に刺激することが「気持ちいいはず」と思い込んでいるんです。だから、「強すぎて痛いよ、もう!」という愛撫をしてしまうことが多いんですね。

また、先ほど書いたように男の求める刺激は「摩擦」ですから、ついつい自分がされたいように、強く擦ってしまう。

女性の肌は男の肌より柔らかく、皮膚が薄いので、強い摩擦は快感にはなりにくい。

触れるか触れなないか、というようなソフトなタッチの方が喜ばれるのは、そういう理由なんだそうです。

そして、「摩擦」よりも「振動」。

そういうことを知っているか、知らないかだけでも、きっと違いが出てくるのだろうなぁと思います。

そして、どこをなぞられるといいのかは、人によって違うようです。ふくらはぎから足首の部分や、脇腹の部分、足の甲や、腰骨の部分、、、そのときの女性の側の興奮の度合いや、女性の性への「開かれ度」などによっても違うので、奥が深いなぁと思います。

AVや、男性向けのアダルトコンテンツの情報というのは、その情報が「何を目的に、誰に向けて書いているのか」によってあてになるかならないかがはっきり分かれますが、基本的には「男を興奮させるため」の情報であれば信憑性は低いと考えた方がいい。これまでの経験からするとそう思います。

僕ら「凡人」の男たちは、どうしても「触ったら、女性がヒィヒィ言ってくれる」のがテクニックだと勘違いしてしまいがち。世の中の男のほとんどがそうだと思っていても言い過ぎではないと思います。

そういう部分を、共有できる関係というのが、理想的なのかもしれませんね。

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