妻と喧嘩になった時などに、「どうせこういう風に思ってるんでしょ！」とか、「だって、そしたら（あなたは）こう思うんでしょ！」などと、こちらの考えとか気持ちを「勝手に想像」して決めつけられることがよくあります。
そして、逆もまたしかり。僕が決めつけてしまっていることも多い。
で、それって当人からすると「誰もそんなこと思ってないけど？」ってこと、多いんですよねぇ。
++++++++++++++++++++
夫婦間のセ○○○のことで揉めているカップルって、基本的には「コミュニケーション不全」に陥っていると思います。
冒頭、書いたように僕たちも御多分に漏れず、コミュニケーションが足りない分、相手の気持ちや思いを「勝手に想像」して補ってしまいがちです。でも、この「勝手な想像」は、往々にして「必要以上に悲観的」であったり、逆に必要以上に「自分にとって都合いい」考えだったりするので、結果的にいい方向には働かない。
それでも、定期的に「それ違うよ！」「そんなん言ってないやろ！」と修正し合うことが出来ているので、以前に比べれば随分マシになった方で、以前はお互いに「あいつはこんな風に思っているに違いない！」と「決めつけ VS 決めつけ」をして、衝突しても不毛な言い合いを繰り広げていたのでした。
レスで苦しんでいる夫婦にも、色んな「段階」があって、これまでどれだけ話し合いを重ねても、一向に状況が良くならない、という方もいれば、自分自身の要望・欲求を相手に示すこともせずに「あの人は、こうだから」と勝手に決めつけて、悲観的になって苦しんでいる段階のかたもいらっしゃいます。
後者の「欲求を示すことなく決めつけている」段階の方は、ぜひ相手に対して「自分の思っていることを話す」ということをしてみて欲しいと思います。
意外と、相手は違うように考えていたりするもの。
以前、このブログにコメントを下さった方の中にも、「二人目が欲しいのにご主人が考えてくれない」という悩みを抱えていた方がいらっしゃいました。
コメントの文面から、ご主人は割と器の大きい方ではないかなと思ったので、「言ってみたら？」と伝えたところ、それだけで問題は解決したようでした。
相手はきっとこうだと「決めつけている」ときって、相手のことを信頼出来ていない時でもあります。そういう関係にこじれてしまった場合には仕方がないかもしれませんが、そうでなくあなたが「勝手に決めつけている」場合、その「決めつけ」から相手を解放してあげることが、状況を変えるきっかけになるかもしれません。
コメント