あぁ、そうなのか。。。。。

「レス」の克服
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レスの問題で苦しんでいた頃、僕は妻がなぜ僕とのセ○○○をしたくないのか、その理由が知りたくて、毎日のようにネット上の情報の中を彷徨っていた。

悩み始めだった7~8年前は、今ほど「有益な」情報はなく、ただただ「したいのに拒否される人」と、「したくないのに迫られる人」がそれぞれ自分の正当性を主張し、自分の辛さをコメントし、相手の批判に明け暮れて、、、という状況だった。

4~5年前から、セ○○○の問題や、夫婦間の問題を専門とする心理カウンセラーさんの発信が増え、「有益な」情報も増えていった。僕もその頃から、「レスは心の問題」ということを知り、「相手を変えるより自分を変えること」が重要なのだと学んで、そのための努力をしてきた。

先日、夫婦関係に悩める方向けの本を出版された小野美世さんのブログも、その頃から読んでいた。小野さんは、拒否する側・される側双方の気持ちについてブログ記事を書かれていて、僕も5年ほど前には「拒否する方」の記事を毎日のように読んでいた。

読んで、「もう読んだし、分かってる」つもりになっていた。。。ところが。

昨日、何気なく「拒否する側」のカテゴリー記事を読んでいて、妻がなぜ自分を受け入れられないのか、その気持ちをしっかりと理解できた気がした。

妻の中では、子供を産んでから「自分だけ、我慢してる!」「私はこんなに頑張ってるのに!」という思いがすごく強くあるのだと思う。

もともと妻は、子供の頃、音楽家になりたいという夢を持っていた。しかし、家庭の経済的な事情から、それを断念して福祉の道に進んだ。妻は「やりたいことを我慢した」のだ。

その後、僕と出会い結婚するが、今度は「親元で親孝行する」ということを「諦めた」。本当は、結婚までの何年か、地元に帰って親元で花嫁修業を、と妻の両親は考えていたようだが、それを蹴って関東に就職し、そのまま僕と結婚したのだ。

そして、僕がUターンして地元に戻り、妻は子供を産み育児のために仕事をセーブしながら働いている。「家族のためにバリバリ仕事をすることを我慢した」。

全て、僕が強要したわけではない。でも、妻からすると「私だけ、我慢している!」という思いは募っているのだと思う。(本人は気付いていないかもしれないが)。そこに、僕との諍いなども加わって「受け入れることなんて、出来ないわよ!」となっているのだ。

と、、、。あれほど探し求めていた「拒否する理由」らしきものに思い当たったが、僕の気持ちは晴れない。

だって、それは僕の方で何とかできる問題ではないから。

問題の在処は分かったけれど、同時に解けない問題だと分かった。

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