家計の面から「離婚」をシミュレートしてみる。

「レス」の克服
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このところ、喧嘩するたびに妻の口からは「離婚」をほのめかす言動が出てくる。

それに対して、段々嫌気も差してくるし、「そっちがそんな風に言うなら、別れてやるよ!」的な衝動が湧かない訳でもない。

最近「40代、男、離婚」で検索し、ヒットしたブログやサイトを覗いてみることが増えた。

しかし、そこに書かれている現実は、40代の子持ちの男が離婚して独りになる場合の、泥沼のような現実ばかりだ。

到底、売り言葉に買い言葉で、「おう、そんなに嫌なら出ていってやるわ!」とか、「そんなに嫌なら出ていけ!」とか言えない、暗い現実が口を開けて待っている。

少し冷静に、家計の面から僕ら夫婦の場合を考えてみよう。

僕ら夫婦の世帯月収は、手取りで考えると僕が30万の妻が15万で、約45万。今は中古で買った家のローンが5万ほど。他の固定費等を引いて、生活費は約35万ほど。

これが、離婚して親権が妻に渡り、僕は一人頭5万の養育費を二人分で10万/月負担すると想定する。そうすると僕の方の生活費は手取りが30万ー10万=20万。今の家には住めないだろうから、20万の手取りの中から部屋を借りて生活するとなれば、結構カツカツだろうと予想される。次の相手が見つかったとしても、その人に経済力がなければ、新しい家庭で子供を持つことは恐らく厳しい。

一方妻。15万+10万+5.3万(母子手当、子2人)=30.3万。ここにも家賃等の固定費がかかってくるから、実質20万ほどで母子3人が暮らすことになるが、現状4人で35万ほどかかっていることを考えると、結構しんどい数字ではある。少なくとも贅沢は出来ないだろうし、妻はこっちが地元ではないので、向こうの実家(四国)に帰ることになるだろう。そうすると、子供たちは転校を余儀なくされる。

こんな風にシビアに考えていくと、少なくとも経済的な観点から言えば、僕ら夫婦は今のまま一つ屋根の下、同じ生計の中で生きていくのが一番いいのだと思わされる。特に、子供たちにとっては。

こんな風に、本当にザックリと考えてみただけで、離婚後の生活がバラ色でないことは容易に分かる。

奥さんにセ○○○を拒否され、「くそ!こんなだったら離婚して次の相手を探してやる!」と言いたくなっているご主人方も多くいることと思うが、少し頭を冷やして、経済的に成り立つのかどうかを考えてみてからでも遅くはない。勢いでリセット出来るほど、どうやら現実は甘くないようだから。

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