夫婦の関係性を良くするカギは、半分以上自分自身が握っている。

夫婦のお話
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先日の記事で、お金を貯めるためには夫婦の協力が大事だ、と書きました。

しかし、お金を貯めるために色々と行動した結果、妻との関係が良くなって実感します。夫婦間が上手くいくかどうかは、人生の質そのものを大きく左右するものなのだ、と。毎日を幸せに過ごすためには、やはり夫婦の関係が良くなければダメだ、ということを。

その記事でも少し振り返りましたが、僕達夫婦はちょっと前まで離婚寸前の瀬戸際にいました。

喧嘩をすると、「出ていけ!」なんて言葉がお互いの口から出ていた時期もありました。

上の子が、最近僕によく言います。「パパは最近、怒らなくなった。前はちょっとしたことで怒ってた。」「パパとママ、最近仲がいいね」と。子供たちにとっても、僕と妻の間がギクシャクしていた頃は、辛くて嫌な時間だったのでしょう。

 

僕達夫婦の間が上手くいかなくなった原因を、僕の目線から考えると、一番大きな要因は僕が仕事で余裕を無くしてしまったことだと思います。そしてその余裕を無くしたタイミングが、よりにもよって妻にとって一番僕の力が必要な「育児」のタイミングであったこと。これが決定打でした。ワークライフバランスを取り戻した今、ようやくその「事の重大さ」に気が付いて、愕然とします。

このブログのこの記事が、若い男性に読まれるようになる機会がいつか来るのか分からないですが、もし読まれるとしたならば、ぜひこのことを覚えていて欲しい。出産とその後始まる育児というものは、我々男が出来る想像の域を超えた大変さがあるのだということを。そしてそのことに気付かずに自分のことを優先すると、そのつけは必ず自分に回ってくるのだ、ということを。

 

仕事に追われ、自分自身のことで精一杯の僕。そんな僕に対しての不信感と、育児のストレスに苛まれる妻。二人の間には溝ができ、その溝は「妻の性生活への拒否感」にもつながりました。そして、「妻からの拒否」によって僕の方も妻への不満を募らせる悪循環へ。当時働いていた会社をパワハラが原因で突発的に辞め、経済的にも不安な状態の中、当時書いていたブログに妻への不満を書いていることが妻にばれて、夫婦間は最悪な状態に。そこからは、冒頭に書いたように、「出ていけ!」「あなたが出ていけ!」というような激しい喧嘩を数か月に1度するような、最悪な関係性が1年ほど続きました。

 

状況が少しずつ変化してきたのは、この2年くらい。今の職場に移って、仕事に対する精神的な余裕と安定感が得られるようになると同時に、僕自身色々な趣味に取り組むようになって、「妻との性生活」が得られなくても日々に楽しみが持てるようになったことが大きかったと思います。そして、先日来書いて来ているように、弁当作りがきっかけで家事に積極的に取り組むようになり、どんどん状況が良くなってきました。今では数年前のあの時期は何だったのだろうと思うほどです。

 

今思えば、相手を変えよう、相手に変わってもらおうと考えていたときには、全く上手くいかず、半ばあきらめて自分自身を楽しんで生きよう、と自分が変化し始めてから、いい方向に変わっていきました。まずは、自分が変わろうと努力してみる。それがいいのかもしれません。夫婦の関係性を良くするカギは、きっと半分以上自分自身が握っているんだと思います。

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