時には、マイナスの方にどっぷり漬かるのもいいのかもしれない。

”アダルトチャイルド”について
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8月くらいから延々3か月間、何となく気持ちが沈んでしまっていた。ここ数年で一番長いトンネルだったかもしれない。

ようやく、トンネルの出口に来たかなぁ、と今は思っている。

トンネルの出口に向かうきっかけになったのは、離婚を経験した同じ40代の男性のブログを読み漁ったことだった。

僕は以前、「幸せになりたければ、幸せになった人のブログを読むべき」と記事に書いたことがある(それがこのブログだったかははっきりと覚えていないけれど)。

レスで苦しんでいるのなら、同じくレスで苦しんでいる人のブログを読むより、それを克服した人のブログを、パートナーの浮気で苦しんでいるのなら、その苦しみを抜けて幸せになった人の記事を、と。

でも、今回自分自身の気持ちがどっぷり沈んでいる状態で、「40代の男が離婚したら、どんな風に、どんな心境になるのか」が気になって、2~3日そういうブログの記事を読み漁っていた。

やはり、基本的に「一人になった寂しさ」にもがいている様子を知ることになるのだが。

どんよりした、重苦しい気持ちになった。仕事が終わって、他のスタッフが帰っても、現場事務所で一人ぼんやりと動けなくなるような。

二日ほど、そんな状態だったけれど、思い返せば自分はもっとひどい状態だったんだ、そこからリカバリーしての今なのだ、ということを思い出したら、気持ちが上に向き始めた。

別に、「ああはなりたくないから、関係を修復しよう!」と思うために読んだわけではないし、それを求めてマイナスの方を向こう、という訳でもない。

なんだか、どっぷりと「暗い気持ち」にはまることで、我に返ることが出来たというか、「あ、俺なにやってんだろ」みたいに感じることができたというか。

暗い気持ちの時に、無理に「明るくしなきゃ!」ってするのが逆効果になることはよくわかっていたつもりだったが、気持ちが沈むときには敢えてその暗さにどっぷり漬かった方が、立ち直りに向かうためにはいいのかもしれない。

 

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