「この夫婦関係を維持していくのか」
「維持しない」という可能性も排除しないで考える。
そんな風に思っていた矢先に。
妻の方から「もう一緒にやっていく自信がない」という発言。
正直、動揺もしたが、心のどこかで「あぁ、もう仕方ないのかもしれないな」と達観しかけた部分もあった。
僕ら夫婦は、お互いに「波長」が似ている。似ているので、悪い時の波長も重なってしまう。
ことの顛末はこうだ。
月末、妻は仕事が忙しい。
だから、仕事から早く帰れる日がないか、と問われ、僕は木曜日を休むつもりだ、と答えていた。ところが、月曜になって会社の先輩から翌日(火曜)に飲みに行くから夜あけてくれと言われた。僕は、妻に謝っていかせてもらったのだが、妻は「早く帰れないのに、飲みには行けるのか」と内心腹を立てていたようだ。
で、飲み事から帰ってきた僕に、「明日(水曜)は早く帰ってもらえないか」と言ってきたのだが、あいにく水曜は社長出席の会議があって早くは帰れない。ただ、現場から帰るよりは早く帰りつくはず、と言ったが妻はかなり不満な顔。
木曜日。僕は翌日が久しぶりの平日休みだったので、趣味の釣りに行こうと考えていた。が、「朝は子供たちを送り出してからにして」「住宅ローンの件、銀行に聞いといて欲しい」とのことで、朝からの外出は断念。住宅ローンの相談のために朝一から銀行に走り、それが終わってから釣りに行った。
夜。一応、銀行で聞いた話をしておこうと妻に話しかけたが、迷惑そうな表情。で、「その条件だと、返済額はいくらなの?」「変動金利が今後上がる見込みないって言うけど、じゃぁどのくらい変動するの?」と矢継ぎ早に質問してくるので、こちらもシミュレーションをしたりネットで調べたりしていた。すると、
「今日は疲れているんだから、週末じゃだめなの?」
こちらとしては、質問されたから答えようとしていたところだったので、少しカチンときて「聞いてきたから答えようとしてただけだろ?」
これで炎上だ。
で、その会話の中で僕が「自分としては、休みでしたいことを我慢して用事を優先したのに、って気持ちはある。それも分かって欲しい」と言ったことに対して、「受け入れてくれ受け入れてくれって、私の気持ちを理解しようともしないくせに、自分のことは受け入れろって言うのか」「あなたの気持ちを理解することなんか、私には出来ない」と来て、
タイトルの発言。
「もう、別れた方がいい、ってことやな?」こちらも疲れて言ってしまった。正直、そうなってしまうならば、仕方がないなと。
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