拒否する側、拒否される側どっちかが「悪い」のではなくて

「レス」の克服
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レスの問題で妻と揉め始めた最初のころ。

セッ〇スを期待して、できなかった時の僕の頭の中は、「なんでできないんだ!?」「夫婦なのに、セッ〇スできない○○(妻)が悪い!」と考えていました。

夫婦だから、セッ〇スするのは”当然のこと”。できないのがおかしい。

愛しているのだったら、セッ〇スはするのが”当然”。

その”当然”ができないのは、妻に問題があるから。そんな風に考えていました。

少し時間が経って、ネットなどで「したくなくなる理由」について調べるようになった後、僕は家事を「手伝って」みたり、「感謝」や「愛情表現」の言葉を日常的に言ってみたりして、何とか妻が「する気になる」ように”努力”してみました。でも、あまり効果はなし。

で、思ったこと。「これだけ努力しているのに、したくならない妻がおかしい」。

さらに時間が経って、転職のことや浮気のことや、なんやらかんやらありまして、二人してカウンセリングに通いましたが、妻の仕事が忙しくて「カウンセリングに行けない」と言ったときの僕の頭の中。「おいおい、あんたが原因なのに、あんたがカウンセリング受けなくてどうすんの?」。

僕の考えを一貫して貫いているのは、「セッ〇スレスは、拒否している側の問題だから、拒否する側が変わらないとダメなんだ」という考え。

今考えると、僕は根本から間違っていました。

こういう考え方は、どっちかと言うと、男性の側に多い気がします。これは、拒否される側・する側に共通して。

「出来ないのは、お前がおかしいからだ」「お前に魅力がないからできない」

これは、全く対照的な言葉ですが、根差しているのは同じ思考回路。

「俺には問題はない。お前が悪い」

しかし、セッ〇スというのは一人でするものではありません。必ず二人でするもの。

どちらかだけに問題があるなんていうことは、まずありません。

拒否されるにしても、拒否しているにしても、それによってパートナーの女性は少なからず苦しんでいる。つらい思いをしている。それであれば、一緒に問題を解決しようと二人で努力することが必要ではないでしょうか。

拒否されて苦しんでいる男性読者の方にとっては、「俺の方が苦しい思いをしているんだ!」と感じた方もいらっしゃることでしょう。その気持ちは本当に良く分かります。「自分を拒否する相手に優しくすることはできない」「自分は間違っていない」という思いも。

拒否している側の男性からすれば、「したくでもできないんだよ!仕方がないんだ!」という思いかもしれません(拒否している側の男性に読んでいただいている可能性はとてもひくいですが。。。)

どちらにしろ、今こそあなたの持つ「男らしさ」を発揮するときではないでしょうか。勇気をもって、自分にとって大事な「俺をパートナーとして選んでくれた女性」を苦しみから救い出せるのはあなたしかいないと思います。

 

 

 

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