「愛情」の示し方は、人それぞれだ、ということ

「レス」の克服
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ずっと前に、「フィフティ シェイズ オブ グレイ」という映画の話を書いたことがあります。

「愛し方の違う二人」という副題がつけられていて、妻からそのことを突き付けられた、というようなことを書いたと思います。

ちょっと話はそれますが、今、この映画の続編というか、「最終章」を映画でやっているようですね。男性側の主人公「グレイ」がどのようにして「S」になったのかの描写があるようで、個人的には興味がありますが。。。

さて、夫婦間でも、カップルでも、パートナーに対する「愛情」の示し方というものには、男女間はもとより、同性同士でも一人一人違います。

また、同じ人でも、年齢や取り巻く環境などにより、愛情表現の仕方は変化するものです。

パートナーからセッ〇スを拒否されていて、でも相手に自分のことを大事に思っているのかと聞くと、「大事に思っている。愛している。」という返事が返ってくる。あなたは思う。「愛しているのなら、応じてくれるものではないのか」と。

レスで苦しんでいる過程においては、よくある光景ではないかなぁと思います。

でもね。自分にとっては「愛していれば当然こうするはず」と思っていることが、相手にとってはそうではない。その事実に気付かなければ、なかなかこの苦しみから抜け出すことはできないですよ。

他の方のブログのコメントなどを読むと、「愛しているというのなら、セッ〇スくらい応じるのが当たり前」などと書いてあることによく遭遇します。いや、振り返ってみれば、数年前まで僕も同じように「自分のことを愛しているのなら、大事に思ってくれているのであれば、セッ〇スに応じてくれるのが当たり前だ」などと思っていました。でも、実際はそうではない。

「愛しているから、セッ〇スできて当然」というのは、厳しい言い方をすれば、あなたの「思い込み」でしかないのです。

もちろん、本当に愛情を失ってしまって、あなたへの興味が無くなってしまっているのなら仕方がないことですが、あなたのことを大事だと言ってくれていて、あなたの要望にも応えようとしている相手に、「セッ〇スがないから愛してくれてない!」と言ってしまうこと。これは本当にもったいないと思うんです。

大事なことなので、何度も言います。「愛しているから、セッ〇スできて当然」ではありません。それは「あなたの愛し方」。パートナーにはパートナーの「愛し方」がある。

僕の方から見れば、「ご主人は一生懸命愛そうとしているのになぁ」と感じることが良くあります。そのときには、素直にそんな風にお伝えしています。あなたはちゃんとご主人に愛されています。もっと自信を持って、大丈夫。

 

コメント

  1. hanna より:

    ごめんなさい、次々とコメント書いてしまって…
    今すごく止めてもらいたい事があるのです。
    夫に言ってしまいたい衝動と戦ってます
    「ワタシ、他にワタシのことを愛してくれる人を探してもいいよね」
    …言った所でいい事なんてなんも無いの、わかってるんです。これを言ったところで夫がワタシを抱きたくなるはずもない、ただ、嫌な雰囲気が流れるだけ…
    でも、言いたい衝動にかられてます。
    そして、そんな人なんて探しようもないことも…よくわかってます。
    つらいです。

    • すなお より:

      hannaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      不躾なことをお聞きしますが、以前コメントをいただいた”hanna”さんですか?
      そのときとメールアドレスが違ったので、確認したくて。

      自分自身を癒す、というのは口では簡単に言えますが、確かになかなかできないことでもありますよね。
      hannaさんが今自分に課している我慢って、具体的にはどんなものがありますか?
      良かったらお聞かせください。

      もしね。hannaさんが心の底から「誰か自分を愛してくれる人を見つけたい」と思っているのであれば、
      「他の人、探してみてもいいかな?」って言ってみてもいいのかもしれませんよ。それがhannaさんの本心、であれば。
      そしてね、外に目を向ければ、意外に「自分に目を向けてくれる人」っているものです。
      ただ、hannaさんご自身が多分気付いているように、その一言を言いたい願望は、はきっとご主人から「ダメだよ!他の奴には渡さない!」的なリアクションを引き出したい、
      というところから出てきているように僕からは見えます。それがご自身でも分かっているし、期待と違うリアクションが出てくるのは怖いですもんね。
      でも。言ってみてもいいのかもしれませんよ。今は、嫌な気持ち、嫌な雰囲気を全てhannaさんが背負ってしまっている。我慢してしまっている。
      でもそれは、本来二人で背負うべきもの。ご主人が感じる「嫌な気分」まで、hannaさんが背負う必要はないのではないかと思います。

      ご主人は、5つのタイプ全てに当てはまる、とのこと。潜在的な「甘えん坊」なのかなぁ?でも、そろそろ自立してもらいたいですよね。

  2. hanna より:

    あっそうです、あの偉そうに自分ひとりで頑張ってきた…なんて言ってたhannaです(汗)この数日見事にスリップして底辺に落ちてしまいました…
    メルアドどれで登録してたかわからなくなってしまいましたごめんなさい

    すなおさん、さすがですね、「他のオトコ探すなんて言うなよ」って言ってほしいんですよ、ほんとにそのとおりです。でも、きっと真逆の反応でしょう。
    好きにしたらいいよ、って言われると思います。
    私がゴネさえしなければ、家庭はとても平和です、人が見たら幸せとしか見えないでしょう。なので、夫はそれをキープすることにだけ集中しています。

    私は自分の感情をぶつけそうになるのを終始我慢しています。夫の一挙一動に、心の中で「どうせ私じゃないオンナには欲情できるくせに」って叫んでますよ。苦笑

    きっと本音をぶつけたらびっくり仰天して地球の反対側に逃げていくでしょう、、、

    私が拒否されてることで悩んでいることは伝えたことがあるので、
    (どの程度のインパクトで伝わったかはわかりません)
    今はその話題から逃げ回っています。

    なんでも夫の希望に沿うようにやってきました、それが長い年月かけて習慣化してしまったので、自分の希望はすべて後回し…
    夫は私がしたいからしていると思っています。

    ちょっとづつだけど変えていく努力は継続中です、、、
    カウンセラー探しをしたほうがいいのかな、、、との思いも湧いています。。。

    すみません、独り言に付き合ってもらうみたいになりました。
    ありがとうございます。

    • すなお より:

      あ、やっぱりそうでしたか。いやいや、謝る必要はないですよ。
      間違った前提でお話をしては、失礼なので確認させていただきました。

      僕もね、「風俗に行ったのはあんたのせいだ」的なことを妻に言った時期があるんですよ。
      hannaさんと同じように、「他の人にはいかないで」と言って欲しかったんです。
      結果は、「爆発炎上」(笑)。「できるんなら誰とでもいいのね!」と切れられました。

      hannaさんは、一人で頑張って来られました。それはとても素晴らしいこと。
      でも、人の助けを求めることも、時には素晴らしい結果や出会いを生むこともあります。
      カウンセラーさんは、よくよく選んでくださいね。個人的には小野美世さん、松尾聡子さんがいいのではないかと思います。
      今は、地域に関係なくメールカウンセリングとかもあるので。

      お話を聞くだけなら、ここのコメント欄もどんどん活用してください。
      文に書いてみて、自分で読むことで、新たな気付きがあったりもしますので。

      何より、hannaさんはもう一人ではないですよ。僕が応援してますから。

  3. hanna より:

    すなおさん、ありがとうございます。
    今日一日かけてなんとか落ち着きを取り戻しました、
    言いたい衝動はとりあえず抑えました。良いのか悪いのか、、

    結局は「自己承認欲求」ということになる気がします。
    克服するのにどれだけの時間が必要なのか?
    幼児期の刷り込みというものはかくも人生を支配するものだとは。。。
    カウンセリングを受けるといいうこと、考えてみます。
    そして、心強いお言葉感謝です(涙)

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