どのケースでも取り組むべきことをもう一つ。

「レス」の克服
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先日来、夫側拒否のケースに対する対処法について考えてみています。

一応、話の流れから「夫側拒否」を想定して書いていきますが、今日と一昨日の内容は、「妻側拒否」の場合にも当てはめることが出来ると考えています。

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一昨日の記事で、相手がどのケースでも取り組むべきこととして、「自分に寄り添う」こと、を挙げました。

この「自分に寄り添うこと」は、言い換えれば「自分と、自分の気持ちを大事にすること」でもあります。そうすることで、自分で自分を癒すことにつながります。逆に言えば、「相手に癒してもらおう」という意識を手放すことになっていきます。

さて、こうして「自分と自分の気持ちを大事にする」ことが出来るようになってきたという前提になりますが、もう一つ取り組むべきことがあります。それは、「夫婦間の意思の伝達が出来る状態にすること」です。

これも、どんなケースであれ、夫婦の関係を維持していくためには必要不可欠な事です。

そして、セッ〇スのことで揉めている夫婦にとっては、これは結構高いハードルでもあると思います。

お互いが、「自分の方がつらいんだ!」と思っている状況ですからね。どっちも「自分の言い分を聞いてよ!」となっていると、ただの「ぶつけあい」になるか、片方が無視をするかになってしまいがちです。

だからこそ、片方だけでも「自分と自分の気持ちを大事にできる」状態になることで、少なくとも相手の考えていることを「聞ける」ようにしたいのです。

ここで、「コミュニケーション」という日頃よく耳にする言葉を使わずに、わざと「意思の伝達」と書きました。なぜかと言うと、「コミュニケーションができる状態」と言うと、少しハードルが高いな、と感じているから。

この状態で必要なのは、あくまで「意思の伝達」。お互いが自分の考えていることを相手に伝えることが出来る状態。例え、伝える場が喧嘩になってしまっても、その場は冷えた話し合いになったとしても、お互いが思っていることを相手に伝えることが出来ればそれでいいのではないかなぁと思うのです。

これって、簡単に書いていますがなかなか難しい。僕たち夫婦もこれが出来るようになるまで5年ほどかかりましたから。セッ〇スレスを話し合いで解決しよう!と思うと、お互いが「自分の言うことを聞いてくれ!」と「言い合い」になってしまい、結局平行線のまま。

平行線だから、もう聞くだけ、言うだけにしよう、という風に考えれるようになったのがやっと2年前ぐらい。それまではうちも、「意思の伝達」すら出来ていなかったのだと思います。

自分は目の前の「夫婦の状態」をどうしたいのか。そして相手はどうしたいと考えているのか。そういったお互いの「意見の違い」を、否定するのではなくてただただ「そんな風に思っているのか」と「知る」こと。それが必要なのだと思います。

自分の考えも、相手の考えも、「正しい」とか「間違っている」とか、「おかしい」とか「おかしくない」とか、白黒つけようとしない。ただ、どんな風に考えているのかを「知る」努力をする。最低限、そのレベルの「意思の伝達」ができることを目指す。これが僕が考える「もう一つ取り組むべきこと」です。

 

 

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