”拒否する側”に「理解」を求めない。

「レス」の克服
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今日のタイトルは、ちょっと過激な言い方なのかもしれません。

レスの問題を何とか解決して、パートナーとのセッ〇スを取り戻したいと考えている時って、往々にして、拒否されることがいかに苦しいことなのか、いかに自分が傷ついているのかを、とにかく”拒否する側”であるパートナーに理解してもらおうとしてしまいます。要は、パートナーに自分の辛さを理解してもらい、態度を改めてもらおう、パートナーに変わってもらおう、という考えが根底にある訳です。

しかし、これははっきり言って「時間の無駄」です。拒否する側には、拒否される側の感情は理解できないと考えて差し支えないと思います。

これは決して、拒否する側の人格を否定しているわけではありません。拒否する側の人が、皆冷たい人だからとか、人の気持ちが分からないから、とか言うつもりではないのです。

人間は、基本的に考え方の違う相手の言い分を、心から理解することは難しいのです。

だって、現に「拒否される側」のあなたに、「拒否する側」の方の気持ちを理解しろって言っても、理解できませんよね。

僕達が「拒否する側」の人の気持ちを理解できないように、パートナーも「拒否される側」の気持ちを理解することはできません。

ましてや、パートナーが「性のこと」に「嫌悪感」や「劣等感」、「罪悪感」といったものを持ってしまっている場合にはあなたのつらい気持ちを理解してもらうことはまず不可能だと考えて良いと思います。

厳しいことを言うようですが、これが現実です。

それに加えて、セッ〇スを拒否されることで苦しんでいるんだ!と責められることが続くと、拒否する側の心の中には、「私(俺)は、セッ〇スのことでパートナーを傷つけ、苦しめている」という気持ちと、「自分は悪くない!セッ〇スが嫌なのだから仕方ないじゃないか!」という気持ちが生まれてきます。どちらも、「拒否する側」にとっては自分自身を責められることになるので、気持ちがいいものではありません。そうすると、ますます「性のこと」が「鬱陶しい」「避けたい」ことになっていきます。

特に、「性のこと」で激しく衝突を繰り返しているような場合には、「セッ〇スの話題」はに自身が攻撃され、相手が苦しみ、自分も不快になる避けたい話題であることは間違いありません。そんな相手に、自分がどれほど苦しいのかを説明しても、相手はムキになって「自分は悪くない!」と言い張るだけでしょう。

レスの問題は、相手に変化を求めても解決しません。その苦しみから抜け出すためには、自分自身が変わるしか道はないのです。

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