お母さんは自信を持って欲しい。

”アダルトチャイルド”について
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僕が勤めている地場の建設会社に、昨年の末から技術者の女性が入社してきました。

50代前半、バツイチ、二人の子持ち。お子さんは、既に二人とも成人されていますが、離婚されてから一人で子供を育てながら、男ばかりの土木業界で施工管理士の資格も取り、色んな会社を渡り歩いてきた苦労人です。

その経歴だけ見ても、大したものだな、と思うのです。

でも。彼女の口癖は「いいんです、私は。」

ミーティングのときも、テーブルについて座れる状況でも後ろに座ろうとする。

とにかく、後ろに、後ろに下がる。「いいです、いいです、いいんです!」

これまで、紅一点男の世界でやってきた。何もしなくてもとても目立ってしまうので、そういう風な所作が身についてしまったのでしょう。

でも、恐らくご本人の性格的には「前に出たい」部分もある。それが、普段の言動や行動に滲み出ている。

もっと、前に出たらいいと思う。勿体ない。

まぁ、本人のポテンシャルを発揮できるまでにはまだ時間が必要でしょう。

さて、彼女の娘さんは今20代前半。目下お母さんの悩みは「娘が全然色気づかない」ということ。「もっと、女の子らしく小綺麗にする努力をして欲しいのに」とのこと。

「あんた、好きな人とかおらんと?」と聞くと、「別に?私、そんなのいいし!」。

・・・・・(-。-)y-~

お母さんと、一緒やん。。。

先日、会社の行事でその娘さんとお会いしました。

ずっと下を向いて、お母さんの後ろにくっついて、そのまま消えてしまいそう。。。

あぁ、、この子はきっと自己肯定感の低い所作をずっと間近に見て、お手本にしてしまっているんだなぁ、、、と感じました。歳は離れているけれど、まるでコピーロボットのよう。

もっと顔を上げて。胸を張って。目線を上げて。

思わず、言ってしまいたくなりました。

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思い返せば、僕の自己肯定感の持ち方も、母親によく似ている。本当は自信を持っているのに人前では謙遜ばかり。自分の本心は言わない、相手の言うことを聞いてばかり。

このブログを読んで下さっている、お母さん。

もっと、自信を持って欲しい。根拠なんてなくていいから、そのままの自分にもっと自信を持って生きていって欲しい。

人がどう思っているなんて、関係ない。自分をもっと好きになっていいんですよ。

 

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