「今日って、結婚記念日よね?」
という妻の一言に、「え?明日じゃない、、、? いや、あ、そうか、今日か」と、世の奥様方が聞いたら怒りそうな受け答えをしてしまいました。
僕ら夫婦には「入籍記念日」と、披露宴を行った「結婚記念日」があって、月は2か月ズレているのですが、日にちが1日違いなので、どっちがどっちか一瞬迷いやすい。
冒頭の妻の一言も、「よね?」と確認するニュアンスが強く、僕の一瞬の迷いも妻にとっては別に気になってない感じでした。
妻は、あまり記念日に自ら特別なことをしない人。それどころか、こちらが特別な事をしようとするのもあまり歓迎しない人。
レスの問題で揉めていた頃には、僕は毎年「あぁ、来週記念日だなぁ。でも、どうせ何も祝おうともしないんだろうなぁ」と意識しては、期待通りのリアクションが得られないことに憤慨したり、落胆したり。そんなことを繰り返していました。
不思議なもんです。今年はもう記念日が来ることすら意識してませんでした。
冒頭の妻の一言で、「あ、そうだった」と思い出したくらいですから。
結局その日の夕食も、特別なことをするわけでなく、子供たちのリクエストに沿ったメニューで、普通の食事。
妻が良ければ、それで良いのかもしれません。
結局、僕が「記念日」を大事にしてくれない!と記念日ごとに苛立っていたのは、上手くいかない妻との関係に焦って、周囲はどんな風にしているのかばかりを気にして、相手の気持ちも自分の気持ちも、よく分かっていなかっただけの話。
まぁ、それでも記念日の日にちくらいは、もう少し意識した方がいいのかもしれません。ときどき、言うことが変わることがあるので。
不要なトラブルの防止、という意味においては、ね。
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