夫婦の会話について考える

レスの問題を克服するために、大事になってくるのは「夫婦の会話」だと思います。

夫婦の間の会話が、きちんと自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを聞くことになっているかどうか。

これって、意外と出来ていない、意外と難しいことだったりすると思うんです。

僕達夫婦は、レスの問題で悩み始める前から会話の量は多い方だったと思っています。妻も、僕もおしゃべりな方ですから、話しをするのはしていた。

でも、お互いに心の中に「いちもつ」ある状態で、相手に本音を隠した状態でいくら会話があっても、それは「伝わらない」「分かってくれない」という「わだかまり」を助長することになってしまいがち。本当は自分が伝えていないだけ、なのにも関わらず。。。

相手を変えることは難しいですが、自分を変えることは出来ます。

「拒否する側」の方も、「拒否される側」の方も、自分の本音を伝えることが出来ているでしょうか。

もしそれが出来ていない、ということであれば、まずは自分の本音を伝える努力をすること。そこから始めてみて欲しい。

「相手が本音を言ってくれないのに、私の方から言うのは嫌！」という声も聞こえて来そうですが、きっと相手も同じことを思っていますから。どちらかが先に本音を見せないと、いつまでも「腹の探り合い」に終始することになってしまいます。そのうち、腹の探り合いにも疲れてしまって、相手を「敵」のように見なしてしまう。

そうなってしまっては、なかなか修復は難しい。

自分の本音を見せる、ということ。これって自分の本音が分かっていないと出来ないこと。

そういう意味では、自分の本音を知ることこそが、夫婦の会話を変えていくための「第一歩」なのかもしれませんね。