以前、このブログの前のブログを書いている頃から、自分の経験や他のカウンセラーさんの記事などを参考にしながら、僕は「夫婦間のセックスレス」の問題について、「いくつかのパターンがあり、そのパターンごとの解決方法があるはず」という前提で記事を書いてきました。
自分の中に、「男性か、女性か。どういうタイプなのか、分類していけば、タイプごとの解決方法が見つかるんじゃないか」という思いがあったから。
何か月か前にも、そんな記事を書きましたね。フロー図のようなものが出来ないだろうか、考えています、みたいな内容で。
でも、、、諦めました。無理。
これだけセックスレスが話題になっていて、苦しんでいる人も沢山いて、「何とかしたい!」って思っている人も沢山いるのに、「決定的な解決法」が見当たらない。
それは、性の悩みの個人差があまりに大きく、そして相手の性に対するスタンスや、その時に置かれている夫婦の状況や、心理面に影響する要因や、etc,,,etc,,,
沢山あり過ぎて、キリがないんです。分類しようにも。
だから、カウンセラーさんのスタイルが一番しっくりする分野なんだと納得がいきました。ケースバイケースで、目の前の方のケースに応じて、アドバイスをしていく、っていう方法が結局は一番効率がいい。
本当に、性に対する考え方は、十人十色。全員違う。
そして、同じ人の中にあっても、その時の状況によって、変わってしまう。
それらをすべて、追い求めることなんて、不可能に近い。
「今日は当てはまったけど、明日はどうか分からない。さて、明後日はどうでしょうか?」
博多華丸さんの台詞じゃないですけど、ホント、そんな風に思います。
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これは、夫婦の関係性にも当てはまるのかもしれません。
はた目からは、波風が立っていないように見える夫婦であっても、現実にはちょっとしたイザコザなどで、家の中では波が立っていたり。片方だけがその波を感じていたり。
それも、状況に応じて変化する。昨日は「愛おしい」と感じていたことを、今日は「気に食わない」と感じるかもしれない。
でも、そんなもの、なのかもしれない。
現場から見える、夜明けの海の風景です。
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