「定時に帰って家事をする」がスタンダードになる日

夫婦のお話
スポンサーリンク

このところ、僕は現場から定時に上がって急いで帰って食事の準備をし、子供たちの世話をして寝付かせの時間ごろに妻が仕事から帰ってくる、という日が2週間ほど続いています。

正直言うと、以前は現場から早く帰るのが嫌でした。一つは、時間に追われて様々な家事をしないといけないのが嫌だったから。そして二つ目は、現場が切れている時期には僕が早く帰ることが「当然のこと」になってしまうのは困る、という考えがあったから。

でも、夫婦の問題について色んな方の考えなどに触れるうちに、男であっても仕事に支障がないのであれば早く帰って家事をしたり子供の面倒を見るのは当然なのだ、というある意味「当然のこと」にようやく気付いた、という感じ。

昨日、男も家事をすべし、などと偉そうに書いていた自分も、所詮意識はその程度のものです。

もちろん、自分の担当の現場が動いていなくても、会議や打ち合わせ、他の現場の手伝いなどをして遅くなる日もあります。でも、そこはそうなったら連絡すればいい話。

結局、「男はそんなに簡単に仕事から帰れないんだよ!」という都合のいい言い訳をして、そこの部分を妻に押し付けようとしていただけ、なんですよね。それに「効率よく働いて、子供のために定時に帰らなきゃ!」とするにはエネルギーが要る。やっぱりまだ「え、もう帰るの?」みたいに見られてる気がしたりするし、効率を考えて働くより、だらだら働いた方が楽だったりもするから。

(これはあくまで僕自身の話です。世の中にはどんなに頑張っても実際に早く帰れない男性陣もいらっしゃいますので。。。)

ちょっと話は逸れるのですが、僕は土木の管理・監督業務はもっと効率化することが可能ではないかなぁと思っています。発注者である役所も、請負者の我々も業務に無駄が多い。もっとスリムに仕事をして、業界みんなで休みもアフター5も充実できるのではないかと思っています。そして、僕らより下の世代のためにも、そういう風土を醸成したいと思っています。

今は、まだ上の世代との間を取り持ちながら、にはなっていますが。

先ほども少し書きましたが、世の中にはどんなに頑張っても早く帰れない、休みもとれない業種・業界がるのも確か。

しかし、少なくとも僕のいる土木の業界はもっと改善していけば、早く帰ることも休みをとることも可能だと思う。

それをしないのは、早く帰る・休むことで「あいつら、楽してやがる」と見られるのが嫌だから?「俺だって、苦労してんだよ!」って言いたいから?

意外とやってみると、ゲームみたいな達成感があります。「お、今日は風呂にも入れて9時までに寝付かせられるぞ!」みたいな。

何より、妻との空気感が良くなった気がするし。

頑張れば帰れるお父さん方、頑張って帰って家事をして、夫婦の雰囲気を良くしてみてはどうでしょう?

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました