「浮気の思い出」を捨てられない訳は。

「レス」の克服
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レスのことや、パートナーの浮気について悩んでいる方のブログを日常的に読ませていただいていますが、苦しんでいる最中にある方の多くが綴っておられるのが、「どうしてそうやって私のことを苦しめるの?」という遣る瀬無い思いです。

例えば、「もう浮気相手のことは何とも思ってない!お前を大事に思ってやり直そうと思ってるんだ!」と言いつつ、浮気相手との「思い出の品」をコソコソと隠し持っている。それについて責めると、「俺はこんなに努力しているのに!」と逆切れする。

浮気をされた側からすると、きっとパートナーの気持ちが全く理解できない。言動と行動が一致していないじゃないか、また私のことを騙そうとして!となってしまう。これはある意味当然の反応ではないかと思います。

第三者の僕から見れば、このご主人はきっと「かつての獲得した獲物の痕跡を捨てられない」だけなんじゃないかなぁと感じます。相手の女性のことを大事に思っている、とかではなく、かつて自分のことを好きになってくれた女性の「痕跡」を大事にとっておくことで、「俺もなかなか捨てたもんじゃないぜ」という「自己肯定感」を確認したいんだろうなぁ、、と。

以前、男の浮気について論じたときの記事でも書きましたが、男は基本的に浮気をして相手を乗り換えよう、なんて考えてません。浮気相手は単なる浮気相手。(←この発想自体が、男ならではなのかもしれませんが。。。)戻ってきて、関係性を修復しようとしている時点で、相手のことを思って物を捨てられない、ということではないと思います。

きっとこのご主人はプライドが高いように見えて実際には自己肯定感が低い方なのでしょう。こういうタイプの方にとっては、「誰かに認めてもらえた!」ということは自分の価値を確認できる大事な機会ですから、それを確認できる「浮気の痕跡」を捨てがたく思っているのかもしれませんね。

そういう事情が背景にあれば、それを「捨ててよ!」と言われるのは、子供が大事なものを「捨てなさい!」と言われているのと同じようなもの。言われれば言われるほどムキになって反発することでしょう。「俺の”自己肯定感を感じるためのアイテム”を、捨てろと言うのか!」って。

本当はね、このご主人の「自己肯定感の低さ」を何とかできればいいのでしょうけど。でもそれは本人が望んで変わろうとしない限り、無理な話。

では、どうすればいいのだろうか。。。

ちなみにこのご主人「透明な袋(!)」にそれらを入れて、奥様が気付くであろう場所に置いている。多分、奥様が気付くことを分かったうえで、そうしている。

・・・・・・・・・・やれやれ、面倒な男だぜ。。(-。-)y-~

多分、ご主人にとってはこの「痕跡」に対して奥様が反応しなくなることが、「自分が許された」と感じる瞬間なのかもしれませんね。奥様からすると、きっと理解しがたいことだと思いますが。。。

そして「許された!」と感じられた後は、この「痕跡」は「どうでもいい物」に変わるような気がします。そのうち、隅に追いやられて忘れ去られることでしょう。

だからと言って、「気にしないようにしましょう」なんて安易に言うつもりではありません。

気になるのは、仕方ないこと。

でも大事なのは、その「痕跡」に心をかき乱される、その原因を知ること。ご主人から感じる「他の女の影」におびえてしまう、ご自身の「愛情への渇望感」に気が付くこと。

一概には言えませんが多くの場合、幼少期の親との関係性にそのヒントがある。

今はきっと苦しいと思いますが、自分に向き合うためのチャンスでもあります。

応援してますので、頑張って「愛すべき自分」を見つけ出してあげて下さいね。

 

 

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