”共同親権”について思うこと

夫婦のお話
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2日ほど、更新ができませんでした。

担当している現場の作業が終わり、現在検査に向けて書類整理・資料作成に追われているため、なかなか記事を書く時間がとれなかったのが原因です。

月末まで、更新ができたり出来なかったりが続くかもしれません。

さて、先日の読売新聞の一面に、政府が「共同親権」の導入について検討している、という記事が出ました。

我が家は読売新聞を取っているので、朝刊の一面を見て、しばし茫然としました。

妻との結婚生活を続けていくか否かを判断する中で、「親権」の問題は大きな部分を占めていました。日本においては、離婚時に父親が子供の親権を持てることはほぼ無理なので、男側からすると「離婚=子供の親権を失うこと」となります。数年前に、離婚について真剣に悩んだときにも、最終的なストッパーになったのは、「親権を失い、子供と離れたくない」という意識でした。

だから3週間ほど前に妻との喧嘩が続いたとき、このまま続けるのか、別れるのかを考えるにあたって、「子供のこと」は横に置いて考えたのでした。「子供のこと」が絡めば、自分がどうしたいのかという気持ちに行きつく前に答えが出てしまうから。

記事を読む限り、まだまだ検討段階ということのようなので、詳細については今後の検討の経過などを見ていくべきなのでしょうけれど、もし「共同親権」が認められるようになれば、夫婦の在り方に一石を投じることは間違いないと思います。

僕自身「このままこの夫婦関係を続けていく」と結論を出したにも関わらず、動揺しているくらいですから。

きっと、「子供のため」と考えて離婚せずにとどまっている方の中には、「別れる」という選択肢をとるのに背中を押された気分になる方もいらっしゃるだろうなぁと思うのです。

ちょっと話はわき道に逸れますが、夫婦関係が破綻しているのに、「子供のため」と我慢している夫婦って、僕の感触では結構多いんではないかと思います。ブログを書いていく上で色んな方のブログ記事を読みますが、夫婦関係に問題を抱えている方の多さに、いつも驚かされていますから。そういった「子供のためだけに繋がっている」夫婦が、夫婦関係を立て直すこともせずにお互い「嫌だ嫌だ」と思いながら生きていくくらいなら、別れて別々の道を歩んだ方がお互いが幸せになれるのかもしれません。家庭における精神的なストレスって、思っている以上に人をむしばみ、不幸にしますから。

僕も、「共同親権」が導入されたからと言って、動揺しないで済むような夫婦関係になれれば良いのになぁと、思わされた一コマでした。

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