最低限の知識と技量は必要だ。

「レス」の克服
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夫婦間のセッ〇スのことで悩み、苦しむ人々を少しでも減らすためには、「性のこと=恥ずかしいこと」という間違った固定観念を変えていく必要があると考えています。

と言っても、スケールが大きすぎて、自分ごとき一小市民に何ができるだろうかとも思ってしまいますが。

パートナーとのセッ〇スを「拒否する側」の方々ともブログを通じて交流する中で、一つ気付かされたのは、

「性に対する最低限の”正しい”知識と、相手を気持ちよくさせるための”技量”は、男女の関係を維持していく上で、必要不可欠である」ということ。

ここが欠けていると、いくら愛し合っていてもその関係を維持できないことがあるということ。

このことを記事に書くのには、少し躊躇がありました。というのは、拒否されるようになってから慌てて技量を高めようとしても、それは逆効果になる可能性が高いから。僕のブログを読んで下さっている方の多くは、今既に「レス」で苦しんでいる方が多いと思うので、「レスを解消するためには技量が必要だ」と言う風に誤解される可能性があるので、記事にはしにくい内容でした。

決して、「セッ〇スが上手くなれば、レスが解消する」ではありません。解消したときに、上手になっていれば、相手は喜ぶかもしれませんが。

技量を磨くというのは、レス問題で苦しんでいる方にとっては酷なことです。ただし、今持っている「間違った」セッ〇ス観を改めることだけでも、意味があるのではないでしょうか。

「挿入」し、「出す」ことだけが「セッ〇ス」ではない、ということ。

日常の中での会話や、軽いスキンシップ、二人でいるときの安心感・信頼感がなければ、その気にはなれないのだと言うこと。

そう言ったことを知って、今までやってきたことが「間違っていた」と知るだけでも、意味があるのだと思います。

そのために「性」に関する最低限の”正しい”知識は、レスの問題を克服するためには必要不可欠だと思います。

男性は、AVをはじめとする「性産業」が発信する”間違った常識・知識”を一旦捨て去ることが必要だと思います。あれは、男に受けるように作られた「幻想」であって、現実ではありません。そのことに気付かなければ、いつまでも苦しみからは抜け出ることはできないと思います。

女性は、「性については”疎い”くらいがいい」と言うような、間違った認識は捨て去った方がいいと思います。自分の身体がどこをどんな風にしたら気持ちがいいのか、どんなことが嫌なのかを自分できちんと認識すること。「セッ〇スのことは男任せ」にするのはもうやめましょう。だって、「性のこと」におけるトラブルで、心や身体に受けるダメージは、女性の方が男よりも深刻なものになりやすい。自分自身の身体を守れるのは、自分自身でしかありません。よく、「旦那が避妊してくれなくて、望まぬ妊娠をした」というようなお話を耳にしますが、旦那任せで考えている時点でナンセンスだと思います。

以前から、このブログの記事でも紹介していますが、昔と比べて最近は、「性」に関する正しい知識を得るための書籍なども増えてきています。書店などで購入するのが恥ずかしければ、ネットで買うことも簡単にできる時代です。ネット上の掲示板などに「不満」を書き立てる時間があるのであれば、ぜひ「性」に関する”正しい”知識を身に着けるために時間や労力を費やして欲しいと思います。

 

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