根底にあるものは、、、。

”アダルトチャイルド”について
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※今朝の記事は、主観で書いているもので、事実関係を確認した上で書いているものではありません。その点、ご了解ください。

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先日、また親からの虐待によって、小さな子供の命が奪われる事件が発生しました。

今回の事件は、虐待をしていたという父親が同じ世代、亡くなった子供さんも娘と同い年、ということで、なぜこのようなことになってしまったのか、と強い関心を抱かずにはいられません。

このような「父親の子殺し」のニュースを聞いて感じるのは、このような行動に至ってしまう父親たちの根底に共通するものがあるのではないか、ということ。

いや、父親だけの話ではないのかもしれませんが。。。

今の世の中を見ていると、それほど大したことでもないことでも、ちょっとした良い行いや言動が「神対応!」などと言って持ち上げられる反面、少しでも一般の人たちが”悪い””いやだ”と感じる行動や言動については容赦なくつるし上げられて、「間違ったことは認めない」的な雰囲気、空気感があるなぁ、、と感じます。

ずっと前に「人の脳の仕組み」について記事にした際にも書きましたが、人間の脳って、もともととっても自己中心的で、わがままで、臆病。人が間違った行動をするのって、実はとっても自然な事なんだと思います。

僕のように、根が割といい加減で「ま、いいか」「しゃーないか」と言えるタイプの人間だと、そこまで深刻なところには行きつかない。でも、「正しくなければ」「間違っちゃダメ」とか思ってしまう根っから真面目なタイプの人はどうだろう。気づかないうちに追い詰められているのかもしれません。

そして、男はそういった負のエネルギー「言葉にして、外に吐き出す」ことも苦手ですし、感情を処理するのが下手な人も多い。そして、そのエネルギーを弱いものに向けてしまう人も出てきてしまうのかもしれない。

昔がいい、と言いたいわけではありませんが、昔は家で父親が怒鳴ったり、酔っ払っても多めに見られていた部分があったけれど、今はそんなことをしたら許されない。それはもちろん当然のことではありますが、日常のストレスを上手く発散できない人にとってはどんどん泥沼にはまっていくような感じなのかもしれません。

思えば、ちょっとしたことで切れる大人が増えたり、カスタマーハラスメントが横行したり、大したことではないことで他人を攻撃したり「炎上」させたりする昨今の風潮も、その根底には同じような「発散できない怒り」のようなものがあるのかもしれません。

 

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