離婚届(3)

夫婦のお話
スポンサーリンク

年明け早々、「犬も食わぬ」夫婦喧嘩の内容で申し訳ないです。昨日の続きです。

以前に記事に書いたかもしれませんが、僕は数年前に離婚届を区役所に取りに行ったことがあります。そのときは、「離婚」という選択肢を頭から否定するのではなくて、それも「有り」だと考えてみてはどうだろう、ということで実際に行動を起こしてみたのでした。

その後、妻と揉めるたびに手元にある離婚届のことは思い出していましたが「これを出したら、もうアウトだろう」と思って妻には隠してきていました。

ある意味、「核のボタン」のようなものだと。単なる脅しにしかならず、その後の夫婦関係に悪い影響はあってもいい影響はない。そんな「脅し」で妻に自分の言うことを聞かせても、何もいいことはない。そう思ってきたのでした。

でも、もう怒りで冷静な判断が出来なくなっていた。喧嘩で揉めるたびに「出ていってやる」などとこちらを黙らせるための「脅し文句」を繰り出す妻に、我慢がならなかった。。。

初めて、書類を封筒から取り出してみました。初めは、書けるところを書いてから突き付けてやろうかと思っていましたが、止めました。

封筒を持って、寝室へ。妻は寝たふりをしていましたが、その枕元に書類を叩きつけて、リビングに下りました。もう、どうにでもなれ、という思いと、これで少しは態度を改めてくれるのでは、という思いと。

案の定、妻は怒り心頭、という表情で下りてきた。「なんでこんな書類があるのよ!」

「取ってきたからに決まってるやろ」

「何が言いたいんよ!」

よく、ドラマとかのワンシーンで離婚届を突き付けられて、突き付けられた側が慌てて「ちょっと待てよ~」などと泣きつくシーンがありますよね。あそこまでいかなくても、もう少しましな展開を心のどこかで期待していた「おバカな自分」が居ました。でも、現実はそんなに甘くはありません。。。

「人にこんな書類を突き付けるのなら、自分が書いてからにしなさいよ」と。

どんどん気持ちが引いていく自分が居ました。妻に対してだけでなく、自分自身に対して。これまで何年も妻とぶつかってきて、こんな方法は少しもプラスに働かないことは僕が一番よく分かっているはずなのに。結局、自分は何にも成長していないなぁ、、と。

その後も、話は平行線。最初のきっかけはお互いのコミュニケーションが足りなかったところにあるので、こちらだけでなくてそっち(妻)もゴメンと言うべきじゃないか、と言っても「こっちに謝れって、結局分かってないじゃん!」となる。

もうお手上げです。

最後、離婚届は破って捨ててくれ、とのことだったので、「出ていってやる!という脅しはもうしない」と約束するなら、ということで目の前で破りました。

まぁ、きっとまた言うんでしょうけど。

なぜ、そう思うかについては、また明日。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました