僕たち、”負けられない女”と”負けられない男”

夫婦のお話
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この時期になると、毎年「年賀状」のことで夫婦間の空気がギクシャクします。

早く準備しないと!と妻が焦ってイライラされるのが嫌で、こうしようか?ああしようか?と提案していっても、腰が重くてなかなか行動しようとしない妻。それに対して自分の意見を採用してもらない、とイライラしてしまう僕。

そりゃぁ、揉める地雷原が満載ですわ。 (-。-)y-~

週末。デザインを決めたので、家族で写真を撮ろうとした時のこと。

4人でソファに座って写真を撮るために、三脚をセットしてカメラをセットして、、。で、ちょっとした用事をして戻ってきたら、、、。

折角セットしといた三脚を、妻が動かしてまたセットしなおしている。。。

「え、それ、もう調整しておいたのに、、、、。」と言いかけて、その言葉を飲み込む。

この場面でそれを言っても、喧嘩になるだけでなんのプラスにもならない、ということが分かっているから。

妻が、”彼女なりに”三脚をセットし終わって、それでは写真撮影、、、。

何度撮っても、ベストのポイントから横にずれてしまう。。。なぜ?

よく観察してみると、水平の台をセルフタイマーをセットして妻がシャッターボタンを押すときに、回転を固定するためのネジが締まっていなくて、ボタンを押すたびにちょっとズレてしまっている。。。

それに気づいた僕が、「そこのネジを、、、」と言いかけるのですが、「もう!分かってる!もういいんよ、はい、行くよ!」と聞こうとしない。

5回くらいそれで取り直しているのに、相変わらずネジを占めようとしない妻に、いい加減ウンザリして、笑顔が出せなくなってしまいました。と、今度は「パパ、笑ってない!」

(# ゚Д゚) んあ? (心の声)

あ~、前だったら確実に腐って、喧嘩になってたわ~。

ま、仕方ないか、で何とかやり過ごしましたが。

僕たち二人は、どっちも「負けること」が下手。本当に、心の底から下手。相性の悪さは、こんなところにもあります。

妻は、跡取りの義兄が特別扱いされて育つ傍らで、「出来ないって言っちゃダメ!」「私だって出来るもん!」という自己暗示をかけて生きてきていますので、出来もしないことでも「出来るもん!」と主張することが多い。正真正銘、”負けられない女”。

一方の僕は、典型的な”女に負けられない男”。特に年下の妻に対して、「妻の方が正しい」という状況を飲み込むのが下手。それでも、最近はだいぶ飲み込めるようになってきたつもりではありますが。。。

これって、僕ら夫婦だけで起きている問題ではないんじゃないかなぁと思います。

大したことではないのに、お互いに譲れない。お互いに”負けられない”。意地を張り合って、おかしなことになってしまう。

奥さん、ご主人と嫌な雰囲気になった時。あれ?負けられなくなってないかな?とちょっと考えてみても良いのかもしれませんよ。

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