離婚後、について考える

これまでにも何度か、離婚したらその後どうなるのか、と考えてみたことがありました。

離婚後、のことを考えるにあたって、一番考える点。それは、「子供との関係」と「離婚後の経済」について。

まずは、子供との関係について。

このブログの読者の中で、男性がどのくらいいらっしゃるのかは分かりませんが、「男が親権を得ることは、非常に難しい」ことであるのが現実の様です。

子供の親権については、「どっちが養育した方が子供が幸せか」という観点で判断がなされます。

詳しい説明は、離婚を専門に解説しているサイトを見ていただいた方が良いとは思いますが、そこには”経済力”は考慮されません。経済力は、「養育費」で補えるだろう、というのが基本の考えなので。

うちの場合で具体的に考えてみましょう。僕たち家族の場合には、僕の両親はすぐそばに住んでいますが、妻の両親は四国ですから遠い。経済力の点でいくと、僕が払える養育費を足しても妻の稼ぎでは困窮しますし、子供の世話ができないので、恐らく妻は実家に帰らないと生活が出来ない。

僕が親権をとれるとしたら、子供たちが今の学校からの転校を嫌がって僕の元にいることを選択した場合が考えられますが、それは子供たちの選択次第、ということになります。

その場合、、、子供たちに「過酷な選択」を迫ることになってしまう。。。

もし仮に、子供たちと暮らすことが出来るようになったとしても、そこまでして自分は何を得たいのか。。。というところでいつも思考は止まってしまいます。

次に、離婚後の経済について。

どちらかに非があって、という形ではないので、慰謝料が発生するということはありません。基本的に今二人で溜めているお金と家については等分、ということになると思います。

そのうえで、「養育費」を支払っていくことになっていきます。僕の年収から考えると、ひと月あたり9~10万を支払っていくことになろうかと思います。

その場合、僕自身の生活は「出来ないことはないが、余裕はない」という状態。いわゆる「カツカツの状態」です。新しいパートナーを探すことになっても、そこそこの経済力のある女性でないと、難しいと思われます。

一方、妻の方も養育費を加えても今の収入の半分以下での生活になりますので、例え実家に帰ったところで、楽な生活ではないはずです。本人はどうあれ、子供たちにとっては苦しい生活になることは間違いないと思います。

と、、ここまで現実的なことを、冷静な目線で考えていくと、この離婚によって本当に自分が幸せになれるのか、大いに疑問、ということになってきます。

もし、、、今このブログを読まれている男性の方で、「もう別れて、他の女と一緒になってやる！！」とお考えの方がいらっしゃったとしたら。。。少し冷静に考えてみた方が良いのではないかなぁと思います。