「本当の意味での夫婦」になるための「産みの苦しみ」

夫婦のお話
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僕たち夫婦は、結婚してから子供を持つまでに5年ほどの期間がありました。それは、妻が取得したいと考えていた資格の受験資格を得るまで、子供を作らずに仕事をしたいという事情からでした。

僕がUターン転職をして地元に戻り、仕事に追われワーカホリック気味になっていく時期と、妻が妊娠出産し、子育てに追われるようになった時期が重なり、そこから夫婦仲が険悪になっていったわけですが、ではその前の夫婦二人だったころの時間がどうだったかというと、今考えれば妻に対してしっかり向き合えていた訳ではなかったなぁと感じます。

その頃の僕は、まだ自分が「アダルトチルドレン」だと言うことにも気付いておらず、自分がどんな風に生きていたいのかもよく分かっていませんでした。ただ、子供もおらず、経済的にも余裕があったので、夫婦間でギスギスすることもない、というだけだった気がします。

僕は、人間の本性は「しんどいとき」「酔ったとき」「眠いとき」「お腹が空いたとき」に露わになると思っていますが、余裕があったあの頃は僕自身が自分の「本性」と向き合うことなく生きていたのだなぁと思うんですよね。

夫婦の関係性が試されるのは、「しんどいとき」ではないかと思います。僕ら夫婦はまさにそうで、僕が仕事のことで、妻が出産育児・職場復帰のことでそれぞれ追い詰められると、これまで向き合うことなくきたお互いへの不満がぶつかり合うようになり、そこにセッ〇スレスの問題も絡んで衝突するようになりました。お互いが何度も「離婚」を考え、「出ていけ!」「出てくわ!」というような衝突も何度も。綱渡りのような関係性の中でお互い傷つけ合い、二人とも苦しみました。

ただ、、苦しみ、お互い傷つけた部分もあった訳ですが、関係性を修復できた今と揉める前を比べると、今の方がお互いの気持ちを素直に伝えあうことが出来ていると感じています。

「雨降って地固まる」とはよく言った言葉だなぁと思います。あのぶつかり合った時期を乗り越えていなければ、こんな境地にたどり着くことはきっとなかったのだろうなぁと。

今、夫婦間でトラブルを抱えて悩みの最中にいると、そんな風に考えることはできないとは思います。ですが、この苦しいところを乗り越えたならば、きっと「本当の意味での夫婦」になることが出来る。そう信じて自分自身と向き合っていって欲しいなぁと思います。

コメント

  1. のりこ より:

    そうですよね

    この記事もとっても励みになりました。

    失敗したって、逆ギレされたって、すっとぼけられたって、
    別に死ぬわけじゃないしね

    今までも、いっぱい失敗してきたんだし

    怖がってばかりいても、何も始まらないですよね

    こわくて言えないのも、起こってない未来を妄想してるだけですよね

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