【レス、克服への道】うちの場合は「軽症」だった

「レス」の克服
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夫婦の営みのことで苦しんでいた時は、いつも「何でこんな人と結婚したんだろう。」「この人のせいで、結婚生活が台無しだ」などと思っていた。いつまでこんな苦しみが続くのか。いっそ他の相手を見つけた方がいいのか。そんなことばかり考えていた。

最近、レスに悩んでいたり、悩んだ挙句に離婚したりした他のブロガーさん達の記事をよく読んでいる。そして、その都度痛感させられる。うちは、本当に「軽症」だったんだなぁと。

相手が痛がっているのに、苦痛に感じているのにそれを理解できずに同じ行為を求め続ける夫。そんな夫に絶望しつつ、受け入れられない自身を責めて壊れていく妻。やがて妻の心と身体が夫を受け入れられなくなると、夫は拒否されている背景にある「理由」を考えることなく相手を責め、仕返しとばかりに酷い態度をとる。最後はお互いを憎しみ合い、離別するまで続く負のスパイラル。

何かいい方法がないか、何か掛けてあげれる言葉がないか。色々と考えを巡らせても、どんなに考えても、答えが出ない。

そんな状況に比べれば、僕達夫婦の場合には原因の根は実は浅かった。だからこそ、今こうやって修復することができているのだ。

苦しんでいるときには「世界で一番不幸な夫」くらいの勢いで「自分は不幸だ」と思っていた。「真っ暗なトンネルの中にいる気分」と、そのときのブログに書いた記憶がある。

全くの間違い。ちょっと前が見えなくなったくらいで「先が真っ暗だ、真っ暗だ!」と大騒ぎしていたように思う。

以前、少し記事で触れたことがあるが、揉め始めた最初の頃、妻は「行為」が嫌なのではなく、ただただ疲れて眠く「行為」をするくらいなら寝させて欲しい、と言う状況だった。それなのに「起きて来ないのは、自分をバカにしているからだ!」とか、「自分のことを愛しているのなら、出来るはず」などと僕が責め立てるものだから、「そんな(狭量な)男とはしたくない!」とエスカレートしていったのだった。

つまりは、育児や仕事の疲れが癒えれば、自然と戻って来れる状況だったのだ。

男女を問わず、今パートナーから拒否されて傷つき苦しんでいる方々の中にも、本来はそれほど深刻な問題ではなかったのに、対応を間違えて事態をこじらせてしまっている方がきっといると思う。僕達夫婦と同じように、最初の事の起こりは「身体がシンドイ」だったり「気乗りがしない」程度だったのに、拒否される側が余計な意味をそこにつけてしまって、問題を大きくしてしまっているケースだ。

この場合、昨日の話と被るが「つけてしまった余計な意味」を取り除いて、本来の諸問題を解決するのが一番の方法になると思う。

そのためには、相手の行動や言動にいちいち意味をつけなくても平気になれるように、自分自身を癒すことが必要だ。

一昨日書いたように、腹が立ったなら納得いくまで怒ったり、悲しいなら納得いくまで泣いたり(相手にぶつけるのではなく、自分一人で)。

「性のこと」にも、目を背けずに向き合う。自分自身の「快楽」の部分を大事にする。

やってて幸せ、ということを積極的にする。我慢してやってたことを手放してみる。

日々の生活をそんな風に生きれるようになると、徐々に相手の行動や言動が気にならなくなってくる。そうすると、相手につけていた余計な意味が外れてきて、自分自身が楽になる。あなたが楽になれば、パートナーだって楽になるのだ。

もし、パートナーの「拒否」が、今パートナーの置かれている状況によって引き起こされているものであれば、拒否される側が「余計な意味付け」を止め、状況が変わればきっと戻ってくるだろう。

拒否される側のあなたには、少し冷静になって考えてみて欲しい。

 

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