”オリラジ”中田氏の記事に思うこと

夫婦のお話
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オリエンタルラジオの中田さんの記事が、物議をかもしているようですね。

方針変更!「良い夫」やめました!(日経DUEL)

まぁ、この方の場合には話題提供というか、悪く言えば”炎上商法”みたいな感じもするので、こうやって話題に上ることは本望なのかもしれませんが。。。

概要をお伝えすると、奥さんの要求に従って、趣味を止め、仕事の量を制限し、家庭や育児の比重を上げて頑張ってきたが、奥さんからの文句は酷くなるばかり。それで精神的にも良くないので、これまでやってきた「良い夫」としての努力を止めます!と。

そんな中で、「離婚になって、親権を妻に譲ることになっても仕方がない」とも書いていて、この部分が多くの方の批判にさらされているようです。「無責任だ!」ってね。

まぁ、これだけ目立つ方が、これだけエッジの利いた記事を世に出せば、このくらい議論になるのは当然かもしれません。

僕は、この方の気持ちは良く分かります。世の中の「良い夫」の方々の中には、よく分かる、という方も多いのではないでしょうか。

色々頑張って、色々我慢して「良い夫」を演じていても、一番評価して欲しい「妻」からの評価は期待しているほどは得られない。”あるある”です。

結構多くの男性が、「もう我慢は止めた止めた!」って感じたりしてるんじゃないかな。

以前、ある石鹸のCMで、お父さんが子供の誕生日を”ボイコット”するのがありましたが、今は「良い夫」であれ、という世間からの同調圧力が強くて、知らず知らずのうちに必要のない「無理」「我慢」をして良い夫であろうとしている男性が多いのかもしれません。

良い夫であることはいいですが、必要以上に自分自身に無理を強いても、長続きはしないので。こんな形でいつかは爆発してしまうはず。

この中田さんご夫妻の場合には、恐らく夫婦間のコミュニケーションが足りていないのだと思います。これだけ、仲良し夫婦に見えても、「本心」を伝え合うことが出来ていなかったのかなぁと。

批判している記事を読ませていただくと、多くは女性からのもので、曰く「妻の子育ての大変さに比べたら夫の我慢なんてしれている。何甘えたこと言ってんだ!そのくらい我慢しろ!」って感じのものが多いようです。

まぁ、それもそうかもしれません。女性の側から見ると、夫のこういう主張というのは「甘え」にしか見えないでしょう。

確かに出産育児の面で、夫の側がどんなに頑張っても、女性の苦労に”並ぶこと”など出来ません。かないません。参りました、です。

でも、だから「お前ら男は黙って従え!」みたく言ってても仕方ないと思うんですけどね。

結局は、夫婦でしっかりと話してぶつかって、各夫婦ごとの答えを見つけるべきこと。

良い機会なので、考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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